武器

ソード(1H)

ソードスティック

 必要筋力=6~14 価格=必要筋力×10+200

 洋式の仕込杖です。抜き身ではレイピアのような形状ですが、鞘に収めた状態ではありふれた杖のように見えます。

ポール・ウェポン

サイズ

 大鎌です。本来は農具ですが儀礼的な処刑に用いられることもあります。内側に湾曲した刃が柄部と直角を成すように取り付けられています。
 「刺し」「払い」に使えますが、「刺し」として用いる場合でも金属鎧に対してクリティカル値が+1されます。また、ショーテルと同様に盾の回避力を無視することができます。

バルディッシュ

 長柄に三日月形の大刃の斧がついた武器です。斧頭の上半分は柄から突き出して尖っており、槍としても使えます。
 「突き」「切り」の二通りに使用できます。

パルチザン

 幅広の刃を持つ槍状の武器で、刃の根元からは左右に小さな刃が張り出しています。「突き」「切り」の二通りに使えます。

ロンパイア

 内側に湾曲した刃を持つ薙刀のような武器で、刃の部分と柄の部分がほぼ同じ長さになっています。「突き」「切り」の二通りに使えます。

モンク用武器

蹴り

 必要筋力=― 価格=―
 攻撃力修正=-1 打撃力=5 クリティカル値=12
 ※金属鎧に対してもクリティカル値の変更はなし
 ※「組み合い」状態でも使用できる

コンシールド・セスタス(1H)

 必要筋力/攻撃力修正/打撃力修正/クリティカル値=セスタスに等しい
 価格=必要筋力×50+50ガメル
 ※金属鎧に対してもクリティカル値の変更はなし
 ※「組み合い」状態でも使用できる

 ザイン在住の発明家が開発した珍兵器の一つで、モニター募集を兼ねて自宅裏の工房で注文生産されています。
 普段は手甲またはリストバンドにしか見えませんが、簡単な操作(「移動法にとらわれずにできる行動」)によって手の甲の部分から釘や刃が飛び出し、セスタスとして使うことができるようになります。また、セスタスとして使える形状から元の隠匿された形状に戻すには「武器などを鞘にしまう」と同様の行動が必要です。

スパイクトブーツ

 必要筋力=1~5 価格=必要筋力×20+20ガメル(片足分)
 攻撃力修正=±0 打撃力修正=+5 クリティカル値=12
 ※金属鎧に対してもクリティカル値の変更はなし
 ※「組み合い」状態でも使用できる

 膝当てや脛、足甲部などが鉄板で補強されたブーツで、その鉄板からは金属の太釘が何本も飛び出ています。足に装備して蹴りの威力を高めるための武器です。

トンファー(1H)

 必要筋力=2~5 価格=必要筋力×10+30ガメル(片手分)
 攻撃力修正=±0 打撃力修正=±0 クリティカル値=12
 ※金属鎧に対してもクリティカル値の変更はなし

 L字状に取っ手の付いた棍棒のような武器で、受けに使用することで近接攻撃に対する回避力にボーナスを得ることができます。受けに用いるトンファーが片手分だけの場合は、モンク技能で使用できる武器からの攻撃に対してのみ回避力に+1のボーナスを得ます。両手にトンファーを持ち、その両方を受けに用いるならば、そのラウンドに受ける全ての近接攻撃に対して回避力に+1のボーナスを得ることができます。また、攻撃に使ったトンファーを受けに用いることはできません。

ヌンチャク(1H/2H)

 必要筋力=2~5 価格=必要筋力×20+30ガメル
 攻撃力修正=-1/±0 打撃力修正=+5 クリティカル値=11
 ※金属鎧に対してもクリティカル値の変更はなし

 2本の棒を紐や鎖で繋ぎ合わせた形状の、フレイルに似た武器です。両手で巧みに持ち替えながら攻撃する使用法には敵を幻惑する効果があり、片手だけで単純に攻撃する場合と比べて高い命中率を得ることができます。

銃器

銃器に関するルール

 最大弾数と再装填
 銃器にはあらかじめ装填しておける弾数の上限として「最大弾数」が設定されています。銃に装填されている弾丸を撃ち尽くした場合、再装填を行うまで銃器を使用することはできません。通常、1ラウンドの装填作業によって1発の弾丸を込め直すことができます(リボルバー・ハンドガンは例外で、1ラウンドの装填作業で6発の弾丸を込め直すことができます)。
 銃器と盾
 銃器に対しては盾の回避力ボーナスが1ポイント減少します。
 追加ダメージ
 銃器に加えることのできる追加ダメージはボウ、クロスボウと同様に「技能レベル+{銃器の必要筋力÷6(端数切り捨て)}」とします。ただしボウ、クロスボウとは異なり、使用者の筋力が銃器の必要筋力を下回っていたとしても追加ダメージは「銃器の必要筋力÷6」をそのまま用います。
 「構造物の破壊に関するルール」を使用する場合
 「構造物の破壊に関するルール」(『完全版』p.301参照)を使用する場合、銃器は「スリング」として扱います。
 銃器の改造
 専門のガンスミスが入念に調整を行うことによって、攻撃力および追加ダメージにボーナスをつけることができます。このボーナスは最大で+3までです。改造にかかる費用はマジックアイテムの価格計算式(Internet Archive/元グループSNEホームページ内)を使用して計算してください。
 銀製の弾丸
 銃の弾丸は銀製のものも購入できます。価格は通常の5倍です。

デリンジャー(1H/射)

 必要筋力=1~5 価格=必要筋力×30+80ガメル
 攻撃力修正=-1 打撃力修正=+5 クリティカル値=9
 最大弾数=1 射程距離(有効/最大)=10m/15+必要筋力×2m
 ※接敵状態でも使用可
 ※射程距離は投擲武器扱い
 ※金属鎧に対してもクリティカル値の変更はなし

 単発式の小型拳銃です。射程距離は短いものの、取り回しが良いために接敵状態でも使用することができます。

デリンジャー・ブリット(デリンジャー用弾丸)=1発で5ガメル

ハンドガン

リボルバー(1~2H/射)

 必要筋力=5~15 価格=必要筋力×40+100ガメル
 攻撃力修正=-1/±0 打撃力修正=+5 クリティカル値=9
 最大弾数=6 射程距離(有効/最大)=20m/20+必要筋力×2m
 ※金属鎧に対してもクリティカル値の変更はなし
 ※射程距離は投擲武器扱い
 ※「狙撃」、「連射」が可能
 回転式の弾倉を持つ拳銃です。後述する「連射」を行うことができます。
 弾丸の再装填は通常6発単位で(次弾装填済みのシリンダーと丸ごと交換することで)行います。なお、何らかの理由で次弾装填済みのシリンダーが用意されていない場合、弾丸の再装填には1発あたり3ラウンドを要します。
【連射】
 リボルバー・ハンドガンは引き金を絞ったまま撃鉄を連続して弾くことにより、1ラウンドに複数回の射撃を行うことができます。連射を行うにはリボルバー・ハンドガンを両手で保持していなければなりません。このときラウンドあたりの射撃回数がそのまま攻撃力へのペナルティーになります。例えば、あるラウンドに3回の射撃を行うなら、それぞれの命中判定において攻撃力に-3のペナルティーが発生します。
 当然ながら、ラウンドあたりの射撃回数がその時点での残弾数を超えてはいけません。

シングルショット(1~2H/射)

 必要筋力=5~15 価格=必要筋力×20+100ガメル
 攻撃力修正=-1/±0 打撃力修正=+5 クリティカル値=9
 最大弾数=1 射程距離(有効/最大)=20m/20+必要筋力×2m
 ※金属鎧に対してもクリティカル値の変更はなし
 ※射程距離は投擲武器扱い
 ※「狙撃」が可能
 旧式の単発式拳銃です。
ハンドガン・ブリット(ハンドガン用弾丸)=1発で5ガメル

ショットガン(2H/射)

 必要筋力=8~20 価格=必要筋力×50+200ガメル
 攻撃力修正=+1
 打撃力修正=+10(ただし目標までの距離が有効射程を超えている場合は±0)
 クリティカル値=9 最大弾数=1
 射程距離(有効/最大)=20m/50+必要筋力×5m
 ※金属鎧に対してもクリティカル値の変更はなし
 ※射程距離は投擲武器扱い

 単発の前装式(先込め式)散弾銃です。弾丸を装填するときは立ったまま行い、射撃も立ったまま、または膝立ちの姿勢で行うのが一般的です。

ショットガン・ペレット(ショットガン用散弾)=1発分で10ガメル

ライフル(2H/射)

 必要筋力=10~ 価格=必要筋力×60+300ガメル
 攻撃力修正=±0 打撃力修正=+10 クリティカル値=9
 最大弾数=1 射程距離(有効/最大)=100m/200+必要筋力×5m
 ※金属鎧に対してもクリティカル値の変更はなし
 ※「狙撃」が可能

 単発の前装式(先込め式)長銃です。弾丸を装填するときは立ったまま行い、射撃も立ったまま、または膝立ちの姿勢で行うのが一般的です。

ライフル・ブリット(ライフル用弾丸)=1発で10ガメル

バヨネット(2H)

 必要筋力=装着する銃器の必要筋力に同じ 価格=300ガメル
 攻撃力修正=-1 打撃力修正=+5 クリティカル値=10*
 ※金属鎧に対してはクリティカル値+1

 銃剣です。ライフル用またはショットガン用のものが存在し、銃器の先端に取り付けて近接戦用武器として使用します。着脱作業には1ラウンド必要です。銃口の下部に金具を使って取り付ける構造になっているため、銃剣を取り付けたまま発砲することも可能です。銃器から取り外した状態で使用する場合はショートソードとして扱い、その必要筋力はライフル用が5、ショットガン用が3です。なお、値段や攻撃力修正等はライフル用、ショットガン用ともに共通です。
 高品質の銃器に取り付けて使うバヨネットは、取り付け先の銃器と同品質の武器として扱われます。すなわち、元の必要筋力が15で品質が5であるライフルに取り付けたバヨネットは筋力10で使うことができ、打撃力20として敵にダメージを与えることができます。
 バヨネット自体の品質は銃に取り付けた場合には効果を持ちません。バヨネットの品質は取り外して使う場合の必要筋力にのみ影響します(品質4のライフル用バヨネットは必要筋力1(打撃力5)のショートソードとなります)。

パイルバンカー

ライト・パイルバンカー(1~2H)

 必要筋力=12~20 価格=必要筋力×40+80ガメル
 攻撃力修正=-2/-1 打撃力修正=+20 クリティカル値=10
 ※金属鎧に対してもクリティカル値の変更はなし

ヘビー・パイルバンカー(2H)

 必要筋力=17~ 価格=必要筋力×50+100ガメル
 攻撃力修正=-1 打撃力修正=+20 クリティカル値=10
 ※金属鎧に対してもクリティカル値の変更はなし
ガンパウダー(パイルバンカー用火薬)=1発で5ガメル

 ザイン在住の発明家が開発した珍兵器の一つで、モニター募集を兼ねて自宅裏の工房で注文生産されています。
 小型の大砲のような形状をしており、砲弾の代わりに鉄の杭を打ち込みます。一見して飛び道具のようですが、射程は極短く、接敵状態の相手に対してしか使用できません。
 1回使用するごとに、飛び出た杭を押し込み直し、さらに火薬を入れ替えなければなりません。このため、パイルバンカーでの攻撃は2ラウンドに1回となります。
 追加ダメージは「技能レベル+{パイルバンカーの必要筋力÷6(端数切り捨て)}」です。銃器と同様、使用者の筋力がパイルバンカーの必要筋力を下回っていたとしても、追加ダメージは「パイルバンカーの必要筋力÷6」をそのまま用います。
 また、パイルバンカーを使用して「強打」を行うことはできません。
 「構造物の破壊に関するルール」(『完全版』p.301参照)を使用する場合、パイルバンカーは「ウォーハンマー」として扱います。

ハンドキャノン(2H/射)

 必要筋力=16~ 価格=必要筋力×70+400ガメル
 攻撃力修正=-1 打撃力修正=+20 クリティカル値=10
 最大弾数=1 射程距離(有効/最大)=100m/150+必要筋力×10m
 ※金属鎧に対してもクリティカル値の変更はなし

 キャノンボール(ハンドキャノン用砲弾)=1発で20ガメル

 ザイン在住の発明家が開発した珍兵器の一つで、モニター募集を兼ねて自宅裏の工房で注文生産されています。
 形状はまさしく携帯用の大砲であり、両手で抱え込むようにして使用します。
 「銃器に関するルール」はハンドキャノンにも準用されますが、「構造物の破壊に関するルール」(『完全版』p.301参照)を使用する場合にはハンドキャノンを「ウォーハンマー」として扱います。

クレインクィン用スピードローダーUP!

 価格=100ガメル

 ザイン在住の発明家が開発した珍兵器の一つで、モニター募集を兼ねて自宅裏の工房で注文生産されています。
 クレインクィン・クロスボウの巻き上げ機構に取り付けて使用し、ガンパウダー(パイルバンカー用火薬)を用いて巻き上げを行います。これにより、通常3ラウンド必要な巻き上げ時間を2ラウンドに短縮することができます。

防具

パーシャル・プレート・アーマー

 頭部や心臓部など、急所となるごく狭い部分を金属板で守る鎧です。価格や必要筋力、技能制限への影響といったデータ上の扱いはリングメイル・アーマーに準じます。

一般装備


名前 価格(ガメル)
照明器具
 マッチ(20本)※1

80
タバコ
 葉巻
 刻みタバコ(20回分)
 キセル/パイプ

40~
10~
30~
その他
 イーストエンド紙(10枚分)
 矢立(携帯用の毛筆/墨汁)
 懐中時計

1
5
100~
馬/その他の家畜
 荷役用ポニー
 乗用ポニー
 軍用ポニー
 荷役用ランニングリザード
 乗用ランニングリザード
 軍用ランニングリザード
飼い葉(1日分)
ランニングリザード用食餌(1日分)

300
1000
2000
1000/500※2
3000/1500※2
6000/3000※2
4~
9~



名前 価格(ガメル)
馬/その他の家畜
 荷馬
 乗用馬
 軍馬
 ラバ
 ロバ
 ラクダ

400
1200
2500
250
200
500
  1. マッチは一定以上の高温にさらされると自然発火します。
    このような高温の例としては、所持者が“ファイアボール”に巻き込まれた場合や、砂漠・火山地帯を行軍する場合などが挙げられます。
  2. ノーブル・リザードマンが購入する場合は斜線右の価格、それ以外の種族が購入する場合は左の価格となります。

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