09/24(月) 13:55:44,純平@管理人,junpei04@ybb.ne.jp,テスト,
test
,http://www.journey-k.com/~brpg-la0621/index.htm,,05:08&5-1::1,ok 12/16(日) 23:56:52,GM−煙,,はじめに(1),
『クライベイベ 〜第二話 ベイビー・イン・ザ・ウォーター〜』
を楽しむ上での諸注意。

ひきつづきGMをやらせていただきますPLbO08、煙屋です。
まだまだ未熟なGMですが、よいセッションになるよう頑張りますので、
今回も温かい目で見守って、サポートしてくださいませ。

以下、当フィールドについて承知していただきたいことを挙げときますので、
すべて了解した上でご参加ください。

>ルール
ソードワールドRPG完全版に準じます。
選択ルールも原則として全て使用します。
Q&Aも原則として適用しますが、しないこともあります。
また、GMの裁量でルールから逸脱した処理をする事もありますので、
あらかじめご了承ください。
(死亡時、即死とはせず最後のシーンを演出するとか。)
また世界設定もオフィシャルと異なる解釈が出る場合もありますのでご了承下さい。
特に宗教関係は、要注意です。(その度に解釈の説明をいれますが)


>シナリオ傾向
今回のシナリオは刑事ドラマ物が近いかな?
戦闘が出来るもの、交渉が出来るもの、侵入が得意なもの、どのキャラクターにもそれなりに活躍の場所はあります。
が、前回に引き続き一番活躍できるのは、PCと一緒に悩み、その葛藤を演じることができるキャラかもしれません。
まぁ今回は、そんなに悩まないかも。
わりとやることがはっきりしてるので。(シリアスには違いないけど)
例により今回のキャンペーンのテーマは『信仰』ですので、今回のお話も宗教関係の話がけっこう出てきます。
が、まぁ第二話に関して言えば、そのあたり気にしなくっても問題ないかも。
このシナリオの目的は、理不尽な現実の中で、自分なりの信仰のあり方や正義や生き方を探すべく
悩んだり苦しんだりしながら成長していく、…といったものになればいいなぁ。
かなりの部分PL任せなんですけどね。


>期間
短いシナリオを予定しています。
書き込み頻度にもよりますが、比較的短期間で終わることを目標にしています。
目標は2ヶ月〜3ヶ月ということで。

>書き込み頻度
2〜3日に一度は書き込めることが望ましいです。最低でも週1はカキコがほしいところ。
1週間以上書き込みが無いPCについては、書き込みがあるまでNPC化することがあります。
その間の行動については、他のPLさんに意見を参考にして最終的にGMが決定します。
パーティー内での役割などから危険な行動をさせる事もあり、
この期間中にPCが死亡したり回復不能な障害を受けたり、
その他何らかの不都合な状態になったとしても抗議は一切受け付けませんので
あらかじめご了承ください。

>選択肢や判定があるときの進行
停滞を防ぐため、選択肢があるときに、
過半数の参加者の意見が一致したとき、
全員の書き込みがそろっていないときでも先に進む事があります。
判定があるときは、成功者が1人でも出たときに同様に処理する事があります。
ただ、このとき時間をさかのぼって反対の意見を出してもらってもかまいませんし、
判定もしてもらってもかまいません。

,,,,no 12/16(日) 23:57:06,GM−煙,,はじめに(2),
>選択肢に関して
上の項目とも多少関係あるのですが、今回のシナリオは、解答のない問題と直面する場合があります。
例えば、
そのキャラクターはどんな悪事でも裁かれなければならないと思っているか?
それとも悪事でもその人の事情によっては許されると思っているか?

牛や豚は人間じゃないからいくら殺しても構わないと思っているか?
それとも生きるために仕方なく殺しているわけだから敬意を払うべきだと思っているか?
それとも牛や豚も殺してはいけないと思っているか?魚はどうだ?虫は?闇のモンスターは?

瀕死の重傷を負っている人にはとどめの一撃を与えた方がいいと思っているか?
それとも無駄だとわかっていても手当てしてあげるべきか?

以上のような問題ですね。
GM的にも正しい答えがあるなんて思っていません。
大事なのは、どの答えを選ぶかではなく、何故その答えを選んだかです。
ですから、他のキャラと答えが違っても、黙ったりせずに発言してくれるとうれしいです。
どのようなところで悩んでいるか書き込まない限り、そのPCがどういうキャラで、
どこで悩んでいるかなんて誰もわかりませんから。

それと作戦などを立てる際、参加者同士で時間を合わせチャットで相談すると、
時間短縮も図れる上、議論もはかどりますよ(オススメ)



>リタイア
このフィールドでは、途中でのリタイアを認めます。理由は一切問いません。
フィールドに書き込むか、GM宛にメールをするかして、リタイアの宣言をしてください。
この時、リタイアの理由は特に必要はありません。
報酬、経験点、その後の取り扱い(NPC化、フィールドを離れる等)については
その時の状況に応じて決定します。



>その他
 テーマがテーマなので、色々なことで不満が出やすいと思います。
 言いにくいことがあったら、無記名でフィールドに、あるいは煙屋までメールなどを書いてください。
 くれぐれも我慢はしないでください、身体にも良くありません。
 苦痛に耐えて楽しいフリしてプレイされるより、改善する機会をいただけたほうが煙屋的にはありがたいです。
 愚痴だけ聞いてくれればいいというなら、それでも構いません、拝聴します。
 言いにくいのはよく分かります、でもより良いものを目指したいので、なんとか協力願います。


長々と書きましたが、とにかく皆で楽しく遊びましょう、ということです。
GM、PL協力して楽しいセッションにしましょう♪

では、ご応募をお待ちしています♪

F23「クライベイベ 〜第二話 ベイビー・イン・ザ・ウォーター〜」
GM:煙屋 smokyfishbone@yahoo.co.jp
,,,,no 01/09(水) 21:40:54,GM−煙,,F7用マップ(1),
ザイン市街図
 中央を旧自由人の街道が貫き、また運河が縦横に走っている。運河は濠としての役割も持っており、
 要所要所に築かれた土塁とともに街を守っている。土塁のいくつかには見張り塔が付随して建てられている。 
 


●貴族街 
 王城を中心とした、貴族の邸宅が立ち並ぶ区画。ザインの政治機構の中枢部でもある。
 こんなところで銃を抜こうものなら、すぐさま衛兵が駆けつけてくるだろう。

 ・王城      :第6代ザイン王ヒルダリン・ミルダハ・ザインの住んでる所。
           もちろん一般人は立ち入り禁止。

 ・裁判所     :あらゆる法的トラブルを解決するための施設。

 ・騎士団詰所   :最弱と揶揄されるザイン騎士団の詰所。広い鍛錬場は、騎士達の遊び場になっている。

 ・王立図書館   :ザインの知識の宝庫。学院に隣接している。
           一般開放している部分、学院関係者のみ開放されている部分、
           王の許可を得たもののみしか立ち入りを許されない部分がある。

 ・賢者の学院   :魔術を志すものにとっての最高学府。

 ・王立博物館   :様々な歴史価値の高い遺物や美術品が並んでいる。
           時に冒険者達に発掘の依頼をするのも、この博物館。
           自分達が発掘した遺物が並んでいるのをみるのもおつなものだろう。
           ちなみに、ここの入場料は10ガメルだが、その前に小さく『suggested』と書かれている。
           つまり『勧められている(値段)』ということ。
           名目は寄付金なので、本当はいくらでも構わないのだ。

 ・役所      :国家に対するあらゆる嘆願は、ここで受け付ける。役人の怠慢がよく指摘される。 

 ・時計塔     :毎日決まった時間に鐘を鳴らし、ザインの人々に時を知らせる塔。
           時計塔の下はアーチになっていて、通り抜けが出来る。
           時計塔のからくり時計は、毎正時4分前に始動し、大時計の脇の人形が動き始め鐘を鳴らす。
           ドワーフ職人ボーグリの技とセンスが光る。

 ・ファリス神殿  :リブ・ヴォールト、尖頭アーチ、飛梁(フライング・バットレス)らが見事な
           ステンドグラスに彩られた光あふれる大聖堂を持つ神殿。天井が高く荘厳。
,,,,no 01/09(水) 21:45:15,GM−煙,,F7用マップ(2) ,
●旧市街 
 市内で最も古い土塁と運河に囲まれた区画。
 老舗の商店や宿を中心に昔ながらの街並みが残っているが、それだけに路地裏は少々複雑。 

 ・ザインノーザンパーク  :ザイン市旧市街の北側にある青葉と植栽に囲まれた大型公園。

 ・マーファ神殿  :歴代のザイン国王も信奉していることも有り、教会区の中でも最大の神殿をもつ。
           大陸にも知らぬ者はいない"奇跡の母"ソチェッタがいる。
           隣に施療院を開いている。
 ・マーファ施療院 :行き場のない孤児を引き取り、病気や怪我を煩っている人を格安で治療する大型施療院。
           マーファ神殿の援助の下運営されており、若い神官の修行の場でもある。

 ・商業取引所   :商業の取引や調停に使われる場所。ここで交わされた契約はチャ・ザの名の元に管理される。

 ・交易所     :商業取引所の横、運河と湖に面するところにある。貿易の中心地。
           運河をはさんで港湾地区がある。

 ・公衆浴場    :サウナも楽しめる公衆浴場。ここにおいて身分職業の貴賤はない。
           (もっとも貴族は邸内に自分用の浴室を持っているが)

 ・王立劇場    :毎週なにがしかの公演をやっている。
           最近話題となったのは、劇作家ジェイク・スフィア脚本の『ハムエッグ』

 ・闘技場     :ちょっと刺激的な娯楽施設。剣闘士が己の誇りの命を賭けて戦う。
           闘技大会開催中は周囲には屋台が立ち並びお祭りのような盛り上がりに。


 ■レッドストーン :このエリアが、赤いレンガが多く用いられていることから付いた名前。
           ここらは高級料亭やちょっとお高めの酒場など
           比較的裕福な層がターゲットの歓楽街となっている。
 
 ・顔の無い女神亭 :貴族街と旧市街の境目にある酒場。祐介というイーストエンド人が店長をしている。
           時々貴族が貸切で使用することもある良心的なお店。

 ・豊満な山猫亭  :ちょっと豪華な庶民派レストラン。貴族も庶民も来る。料理長はネディ・イェジェイ

 ・クラブ・スカーレット   :教養豊かで話し上手な女性が酌をしてくれる高級酒場。


 ■淑女通り    :高級なブティックやらが立ち並ぶ通り。ザイン社交界の流行最先端の発信地であり、
           女性にとっては天国、男性にとっては地獄に等しい通り。

 ・ザイニーミューズ:白粉や紅、香水などの化粧品専門店。

 ・マイフェアレディ:エステサロン。眉や髪のお手入れ。肌や爪のケア。全身マッサージなど、
           淑女の身体のケアをする店。富裕層の女性の憩いと談話の場ともなっている。

 ・CEST LAVIE   :エレガントなパーティドレスやセクシーなランジェリー、洗練されたアクセサリなど
           レディを彩るあらゆる物が手に入る。お値段は男性が青ざめる程度。

 ・ル・マージュ  :宝石や指輪などの装飾品専門店。婚約指輪などはここで買っていくのがザインの若者の定番。

 
 ■ローズ・アベニュー   :旧市街の表通りから少し裏に入ったところにある色町。
           ここの色町の特色として高級娼婦も多く、全体的に上品さが漂う。
           (もちろん、ある程度お手ごろな娼館もある)


 ■蒸留酒通り   :レッドストーンが裕福な層の飲み屋街なら、
           ここスピリット・ストリートは中、下流のための安酒飲み屋街。
           屋台も多い。仕事帰りに一杯ひっかける職人達をよく見かける。

 ・踊る小人亭   :この辺りの宿場街の中でも老舗。1階は酒場、2階は宿泊施設という典型的な造り。
           冒険者相手より一般客相手に親しまれている。

 ・ラ・ロマレダ  :2人のグラスランナーがウェイトレスを務めるタブラオ(食事もできて踊りも見られる店)。


 ■職人街     :職人達の生活する一画。様々な職人とその弟子達がいる。
           木や膠、様々な匂いと煙と音に包まれた場所。ドワーフにも多く会える。

 ・雄牛屋     :闘技場近くにある武器屋。品質のいい武器が種類も豊富に取り揃えられている。
           主人のマーカスの座右の銘は『自分の身は自分で守れ』


 □盗賊ギルド   :新市街との境、旧市街区でも中、下流層のあたりはワッキー・ワグの縄張りだが、
           その他の場所はギャグニーに押さえられている。
,,,,no 01/09(水) 21:49:23,GM−煙,,F7用マップ(3),
●新市街 
 「アトンの災厄」に前後して整備された新しい区画。
 旧市街に比べれば区画が整理されているが、それも最近では怪しくなってきた。
 しばしば盗賊ギルドの縄張り争いが起きる。

 ・ザインウエストゲートパーク:ザイン市の西門近くにある噴水池とモニュメントをもつ大広場公園。

 ・ジアーズ・カフェ:ウエストゲートパークに隣接する小さな隠れ家的雰囲気を持つ喫茶店。
           フルーツをたっぷり使った自家製ケーキの他、食事メニューも豊富。
           公園に面したテラス席も人気だ。

 ・逆立ち青山羊亭 :名の知られた冒険者の店。

 ・銀枝堂     :食料品と日用雑貨の店。特に日用雑貨に関しては揃わない物が無いと言われるぐらい種類が豊富。

 ・ドリューの店  :熟練冒険者の多くが指示する老舗の道具屋。店主も元冒険者ということもあり、
           経験に裏打ちされた品揃えは確かで、ロープ一つとっても冒険のための工夫が施されている。

 ・ヴィヴィッド  :若者向けのポップな服を多数取り揃えた店。


 ■オラン・ハーレム:「アトンの災厄」のとき、流れてきたオラン難民とその子孫達が形成した街。
           オラン人の血筋のものが多く、この区域では東方語が飛び交う。よそ者はすぐわかる。
           このあたりはワッキーワグが仕切っている。

 ・シャイロック銀行:高利貸し(質屋)や金塊の保管人、両替商(貿易決済業)などを一手に引き受ける銀行。

 ・アルヴェアーレ :"蜂の巣"という意味の酒場。やたら蜂蜜を多用する料理には好みが別れるところ。
           この辺りを縄張りにする昔気質なオラン・マフィア、マルティージョ・ファミリーが仕切っている。
           ドン・マルティージョはワッキーワグの先代からの盟友。        


 ■バッカス・パーク:新市街の飲み屋街。どことなく若者向けな感が漂う。
           入れ替わりが激しいのもこのあたりの店の特徴。
           ピンからキリまで入り乱れており、中にはぼったくりもあるとか。

 ・ヴィアンヌの店 :一風変わったチョコ菓子専門店。
           店主のヴィアンヌが客の人生に最もふさわしいチョコを処方してくれる。
           占いもしてくれるらしく、近所の主婦や子供達のたまり場でもある。

 ・Berオーシャン:ピアノ弾きと美しい歌姫がいる酒場。大人の雰囲気でデートスポットとして人気に。

 ・アイラティ   :バッカス・パークの奥まった細い路地にひっそりと建つ、知る人ぞ知る隠れ家的店。
           食事の注文から、宿泊の支払いまで店員と顔を合わせずに済ませることができる。

 ・プルミエール  :焼き立てのケーキやデザートを香り高い紅茶と一緒に楽しめる店。
           ここのミルフィーユは絶品。

 ・金龍飯店    :あまり庶民には縁の無さそうな高級イーストエンド料理店。『満干全席』というコースがあり、
           世界の美味珍味が90皿も並べられる。お値段は9000ガメルとか。

 ・夜の女神屋   :酒神庭と蜂蜜横丁の境目にあるストリップ・バー。
           ポールに身を絡めるようにした女性が踊っている。
           ギャグニー系列。


 ■占い小路    :多くの占い師が軒を連ねる細い通り。
 
 ・マギーのタロット占い :ジプシーのマギーが占うタロット占いの店。
           マギーの人柄に魅かれ、アドバイスを受けに訪れる者も多い。

 
 ■ハニー・アベニュー   :新市街の色町。ローズ・アベニューより若く下品。そしてリーズナブル。


 ■賭博街     :各ギルドがしのぎを削る賭博街。なんでもある。時折、街角で銃撃戦に出会える。

 ・リバタニア   :表向きはただの酒場だが、地下には違法カジノがある。
           ストリップ場とカジノ、それに闘技場があり、モンスター同士の殺し合いが見れる。
           ギャグニー系列。


 ■屋台村     :様々な屋台が連なるエリア。種類も豊富で夜になると多くの市民が繰り出す。
           揚げパンや蜜菓子、香草茶などの香りが漂う。
           大道芸人などもよくこのあたりで技を披露している。

 ・クレープ・キャトル   :屋台村でもザインの若い女性からの支持を集める人気店。
           クレープの種類も豊富。


 □盗賊ギルド   :ワッキー・ワグ、ギャグニー、自由への翼団がしのぎを削っている。
,,,,no 01/09(水) 21:50:33,GM−煙,,F7用マップ(4),
●港湾地区 
 船着き場や倉庫が並んでいる。治安はあまり良くない。傭兵達がたむろしているのもこの辺り。
 陰鬱な目の日雇い労働者がたむろし、乞食たちが焚き火で暖をとる、
 一歩裏通りに入ればそんな光景を目にすることができるだろう。

 ・ザイン湾岸流水公園:南東湾岸地区の東端にある若者に人気のスポット。


 ■ドヤ街     :日雇い労働者が暮らす木賃宿街。
           カイコ棚と呼ばれる狭苦しい宿泊施設にすら泊まれず、野宿するものも多い。
           朝になると手配師たちが仕事の斡旋に来る。 
 

 ■傭兵街     :湾岸地区の中でも宿や酒場が並ぶ繁華街。(他の地区と比べるべくもないが)。
           多くの傭兵達がこのあたりを一時の住まいとしている。
           他の地区に比べ、彼らのような荒くれ者に対して無関心なこの地区は
           傭兵にとって住みやすいのかもしれない。
           先ごろの国情不安の折、傭兵達が増えたが、今は多くは別の国に移った。

 ・三匹の狼亭   :外観は民家。商人ご用達のセルフサービスのレストラン。
           レネ=フォンクというフェザーフォルクが管理人。
           隠れ家的なお店でデートに最適。

 ・ベリーニ・イン :狼亭の隣。エレミア料理(魚介のリゾット)が自慢の宿屋。
           マルガレーテ=ベリーニが切り盛りする。
           彼女の夫テオドリコがエア湖の定期便の船長をしていることもあり、
           エア湖周辺の情報が良く入ってくる。

 ・Cafe・de・Porto  :ダッチコーヒーが有名な喫茶店。港湾地区勤務者も時折やってくる。

 ・ファイトクラブ :荒くれ者達が集う店。店内の真ん中には何故か小さな闘技場があり、
           そこでたいがい何らかの戦いが行われている。
           勝者は掛け金の2割をもらえるだけあって、挑戦する者は後を絶たない。

 ・東紅飯店    :張というイーストエンド人が経営している極東料理店。
           2階は団体客用だが1階は大衆食堂となっており、
           港湾地区の勤務者の為に朝早くから営業している。
           値段が格安なため、朝などは客が多く、
           混雑した店内に様々な言語で怒号のような注文や会話が飛び交う。
           ある意味、密談には最適?


 □盗賊ギルド   :この辺りは自由への翼団の縄張り。
,,,,no 01/09(水) 21:51:25,GM−煙,,F7用マップ(5),
●旧難民区 
 ロマールから受け入れた難民がそのまま住んでいる。市内で最も貧困な地域で、治安も最悪。
 もっとも法の目からは遠い場所であり、"ザインのドレックノール"と呼ばれる。
 また、盗賊ギルドによる縄張り争いの最前線でもある。
  
 ・ザイン四稜郭公園:ザイン市旧難民区の南側運河沿い、イーストエンド・ハーレムとの境に広がる植栽の中にある
           イーストエンド風の庭園。


 ■ロマール・ハーレム    :「オーク寇」によって流れてきたロマール難民達とその子孫達によって形成された街。
           オランの時よりも元いた住民達との軋轢が大きく、良い職業に就けないこともあり、
           ロマール系住民達は貧困に苦しみながらも、結束は強くなった。
           排他的で、ロマール系でなければ犯罪に遭遇する危険が高い。


 ■常闇花街    :幼女だろうが少年だろうが、あらゆる悪徳を楽しめるもぐりの色町。
           衛生状態はあまりよくない。


 ■麻薬街     :麻薬中毒者や貧民達が寄せ集まっている地区。
           建て増しにつぐ建て増しのため、迷路のように複雑にいるくんでおり、
           その中には客とも住人とも呼べない生ける屍たちで一杯。
           賭場や娼館が軒を並べ、他にもおぞましいサービスを提供する店がひしめいている。

 ・ニンゲン市場  :いわゆる奴隷市場。肉体労働専門のものから、専門技術をもつ職業奴隷、
           専用娼婦、拳闘士など様々な商品が扱われる。ちなみにザインでは奴隷は所持するだけでも違法。
           ここを取り仕切るのはギャグニー一家の"人買い"ゴダール。

 ・マオ接骨院   :イーストエンド人の医者がやっている格安の施療院。
           麻薬街の中にあるので、一般客はほとんど来ない。
           気に入った客には刺青も彫ってもらえる。その刺青には幸運の呪いがかけられているとか。


 □盗賊ギルド   :ワッキー・ワグ、ギャグニー、自由への翼団がしのぎを削っている。
           それ以外に、ストリートチルドレンなどで構成される小さなギャング団が無数にいる。
           たいていどこかのギルドと繋がっていたりするが、フリーの集団も少なくない。
           しかも正式な構成員と違い、統制が取れていないので注意が必要。
,,,,no 01/09(水) 21:51:49,GM−煙,,F7用マップ(6),
●湖上生活区 
 湖上生活者の領域。筏や船を繋ぎ合わせ、そこに家が建っていると表現すればいいだろうか?
 日々刻々と変化する町並みに、喧騒。筏に乗って行きかう人々。
 決して裕福な地区ではないが、エネルギーに満ち溢れている。

 ■水上市場    :筏に様々な商品を載せて移動する売り手たちの集合体をいつしかそう呼ぶように。
           食材などは以外に安くいいものが手に入るが、油断するとスカを掴まされることも。
 

 □盗賊ギルド   :この辺りは自由への翼団の縄張り。
,,,,no 01/09(水) 21:52:57,GM−煙,,F7用マップ(7) ,
●イーストエンド・ハーレム 
 イーストエンド人が住む集落。独特の景観を持っており、独特の空気が流れる。
 ここで大陸の常識や道理は通用しない。小さなせこせことした木造の家が軒を連ね、
 迷路のような路地裏が縦横に走る。
 屋台が並び、老人達が茶店でくつろぎ、主婦は麻雀卓を囲みながら井戸端会議に花を咲かせる。

 ・ザイン四稜郭公園:ザイン市旧難民区の南側運河沿い、イーストエンド・ハーレムとの境に広がる植栽の中にある
           イーストエンド風の庭園。

 ・イーストエンドジャーナル :イーストエンドジャーナル・ザイン支部。ちょっと前に国家的事件をすっぱ抜いたことより、一躍有名に。

 ・そば処あんじゅ :立ち食いそば屋。

 ・小林房     :ザインでもっとも大きいモンク達の修行の場。

 ・末岡道場    :ザインでもっとも大きい剣術道場。
           剣術だけではなく槍術、弓術、無手格闘術、薙刀、小太刀、馬術などを教えている。
           『剣の末岡、素手の少林』と言われている。

 ・おふくろ亭   :港湾地区との境にある、道場八重という女将が切り盛りする弁当屋。
           安くて美味しいので港湾地区の労働者が出勤前に寄っていくことも多い。

 ・琥珀堂     :おふくろ亭の隣にある宝石店。宝石を彩る東洋風の銀細工に定評がある。
           フェレイディスご用達のお店。

 ・眩桜館     :路地裏にあるちょっと変わった骨董品屋。曰くつきの品物が無造作に積まれている。
           ここの女主人は妙齢の美女だが、どこか得体の知れないところがある。

 ・漢方茶屋・蓬莱 :漢方薬の店。漢方薬を煎じた漢方茶を飲むことが出来る。
           昼間はご近所の老人のサロンと化している。
 
 ・華聖宮     :イーストエンド人は独自に発達した宗教観をもつ。大日(ファリス)、弥勒(マーファ)、
           文殊(ラーダ)、不動(マイリー)、吉祥(チャ・ザ)、伎芸(ヴェーナー)、韋駄(ガネード)など。
           したがって、イーストエンド人のための教会が必要となる。
           華聖宮は、これらの神像、イーストエンドの英雄などが無数に並べられ、
           壁一面にも、カラフルに描かれている。
           常に線香の香りが漂い、イーストエンド人が祈りを捧げたり、茶飲み話を繰り広げている。

 ・町火消し    :イーストエンド区は木造建築が多いため、火事になると大変なことになる。
           そのため、いくつかの火消し組織がある。火事の周囲の家を壊し延焼を防ぐのだ。
           性格的に荒っぽいものが多く、仲間内の結束も強い。      


 ■露天街     :あらゆる日常雑貨や肉や野菜、ジャムやピクルスなど、食材が所狭しと並ぶ小売店街。
           ここの呼び込みはちょっとすごい。

 ・てんぷら屋台天神:揚げたての串てんぷらをいただける屋台。

 ・格安天国    :格安が売りの日用雑貨屋。服などもデザインやグレードにこだわらなければ、数だけは揃っている。


 ■鍛冶屋街    :常に、鋼を打つ音と、焼いた鉄の匂いに包まれた職人街。

 ・刀鍛冶高橋   :イーストエンド・ハーレムの顔役にして国粋主義者チョンヒ・タカハシが取り仕切っている。
           高品質の刀を打ち上げるが、剣客でもある彼を打ち負かせるほどでないとまず作ってもらえない。


 □盗賊ギルド   :ワッキー・ワグが一応縄張りとしているが、この辺りの住人の意識は低い。
           独自の黒社会があると言われている。
,,,,no 01/09(水) 21:54:38,GM−煙,,F7独自ルール,
情報収集ルール
●情報収集ルールの基本
 一つの場所で、情報収集をする際、何度もキャラになりきってGM操るNPCとカキコを繰り返し
 情報を仕入れていくのではなく、
 一つの場面、一つの場所での情報収集判定は1回こっきりとし、
 その時の達成値に応じて、その場所でわかる情報を手に入れることが出来るとします。
 そしてGMは適当なだけ時間を進めます。


●ロール(演技)&ロール(判定)
 キャラロールと判定を同時併用します。
 基本判定は
 冒険者Lv+知力B+出目
 ですが、判定前に、どのように交渉するか具体的に宣言したり演技することで
 その方法が適切なら+3〜−1の範囲で修正がもらえます。
 よほど不味くない限りマイナス修正はつかないので、成功度を高めたいなら
 率先して演技することを進めますが、
 思いつかないとか、演技を考えるのがめんどいとか言う場合でも
 判定だけは出来ます。(修正がもらえないだけ)
 修正基準は
 −1:致命的に不味いやりかた。
 ±0:多少不味い程度
 +1:普通。オーソドックス
 +2:適切。
 +3:素晴らしく適切。うまいやり方
 といった感じ。


●差別による修正。
 世界には差別が存在します。それがいいとか悪いとかじゃなくて、それが現実ってモノ。
 人は生まれや民族、種族、性別によって差別します。(PCがしなくても、PCが話を聞く相手はするかも)
 ということで、場合によってはGMの指示する差別による修正を判定に加えなければなりません。
 GMは、シナリオのテーマや雰囲気に応じて差別修正の度合いを決定します。
 あまり差別等を意識させないほのぼのシナリオなら差別修正を入れなくても構いませんし、
 差別がテーマの重いシリアスな話なら、導入すべきでしょう。


●場所による修正
 聞き込む場所によっては、聞き込みに行くPCの保有技能によって修正が加わります。
 このとき保有技能修正が複数該当する場合、もっとも高い修正のみが採用され、
 重複はしません。
 それぞれの場所によりGMが指定します。



●例
アフロ(ファイター3、バード2。知力B2)は行方不明のエルヴィスに関して酒場で聞き込みをすることにした。
GMはこのシナリオにおいて差別は考えないと言っていたので差別修正は入らない。
さらにGMは酒場での場所修正に関して、吟遊詩人を持っているなら+1とした。
幸いアフロはバード持ち。これにより情報収集ロールは
冒険者Lv3+知力B2+場所修正1+出目となる。
ここでアフロのPLは、
「酒場のマスターに、余分に金を払いながら、聞き出してみる。
 『こないだまで、ここらを流していたリーゼントの吟遊詩人がいたと思うんだが知らねぇか?
  名前はエルヴィスって言うんだが。』
 ってかんじで。」
と宣言し、ダイスを振る。出目は7
GMはオーソドックスな手段と判断。+1の修正をつけることに。
したがって、アフロの酒場での情報収集は、冒険者Lv3+知力B2+場所修正1+出目7+演技修正1=14。
GMはその達成値分だけの情報を与えることに。
「アフロは酒場に入ると、カウンターに座りバーボンを頼んだ。
 マスターは無言で酒を出す。アフロは酒代にしては多目の金額を無言で出した。
 『お客さん、うちの酒はこんなに高級じゃないですぜ。』
 『…こないだまで、ここらを流していたリーゼントの吟遊詩人がいたと思うんだが知らねぇか?
  名前はエルヴィスって言うんだが。』
 『…その男が太って、ドーナツをぱくついていた男だというなら、1週間前この店に現れましたぜ。
  そうそうあの奥の席で、鷲鼻のドーンと話していた。』
 『鷲鼻のドーン?』
 『ギャグニーの幹部の一人でさぁ。詳しくは監獄亭のジョッシュに聞いてみるといい。』
 マスターはそれだけ告げると、金を受け取り他の客の相手をしにいった。
 アフロは店を後にした。
 …ってことで所持金を5ガメルほど減らしておいて。時間は1時間ほど進む。」
 

…………こんな感じで進行していきます。


ということで下のMAPを元に上のルールでシナリオを進めます。
今回はシティアドベンチャーだから。
,,,,no 01/09(水) 21:57:16,GM−煙,,ということで,
シナリオは全員が青山羊亭でくつろいでいるときにクレイが入ってくるとこから始まります。

とりあえず1/14にクレイが入ってくるので、それまで青山羊亭で歓談しててください。
,,,,no 01/14(月) 01:16:15,リズリサ,,移動してきましたー,
途中でユタさん抜かしていちばんめ。(w

それと、前年末にも申し上げました通り、今週辺りから28日頃までは書き込みが著しく滞りそうです。
(間を縫って多少書き込みできるかもですが)
ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんが、どうかよろしくお願い致します。



リズは極力オーク系の客が目に付かないような席に座って
行儀悪く、新聞らしき紙束を広げて読み耽りながら軽めの食事を摂っています。
で、クレイさん来るまでは話し掛けられても
生返事で適当に相槌打つだけって事で。(歓談してないし
,,,,no 01/14(月) 07:57:44,アズマ,,2番です,
背景設定凄いですね(*_*)

私の灰色の脳細胞では、覚えきれません(苦笑)
,,,,no 01/14(月) 15:09:36,アムネリアス,,登場させるの忘れてた(笑),
 成長させるのも忘れてたけど、まぁいっか(笑)。
 えーと、何してるだろ?
 楽器でも弾いてることにしましょうか。
 できばえは下のサイコロ次第ということで。
,,,-:-&2-4:,ok 01/14(月) 17:23:00,ユタ,,やっと登場。,
移動に一晩かけてる(笑)…実は何してるか思いつかなかったノデ…。
ええと……端っこの方でご飯食べてます。
時々、アニルに肉あげたりして。
,,,,no 01/14(月) 22:11:13,GM−煙,,いらっしゃーい,
しかし、皆ばらばらだなぁ(笑)

>>アズマPLさま&ALLPLさま
 >私の灰色の脳細胞では、覚えきれません(苦笑)
 覚えなくてもいいですよー。
 ただ、どこかにコピペしてとって置くことはお勧めします。
 今回はシティアドベンチャーなので、聞き込みの際、下のMAPを使います。

 調べたいことに対し、『どこそこに行って聞き込みする』と宣言し、ダイスを振れば、
 その場所で聞けることがわかるわけです。
 ダイス目が良くても、聞き込みにいく場所が適切でなければ情報はあまり出ません。
 逆に適切なら、ある程度悪い目でもなんとかなるかも。

 

■聖騎士からの依頼
リズリサはオーク系の客が目に付かないような席に座って
行儀悪く、新聞らしき紙束を広げて読み耽りながら軽めの食事を摂っています。

ユタは酒場の隅で鷹のアニルに肉をあげ、アムネリアスは楽器を弾き54ガメルほど稼いだりしてます。

リズリサの読んでいる新聞には
『増えすぎる孤児達』とセンセーショナルな見出しが躍ってます。

そんな仕事のない冒険者たちがうだうだと時間をつぶしている昼下がり、
青山羊亭の扉が開いて一人の聖騎士がとびこんできます。

リズリサ達には見覚えがありました。
この前、一緒にとある村に旅したクレイ・グッドフェローという巡回聖騎士です。

彼は店内を見回すと、リズリサ達を見つけ、一直線にやってきます。

クレイ  :「お久しぶりです、皆さん。
       実は困ったことがありまして。
       是非皆さんのお力をお借りしたいのですが…」

クレイの話を要約するとこういうものです。

最近孤児院での誘拐事件が起こっているらしいのです。
もちろん孤児院に事件を調査するだけの金銭はありません。
官憲も孤児の失踪には興味がなさそうでおざなりな対応しかしてくれないようです。
独自に調査をすることに決めたクレイですが、正直調査はどうしたらいいのか見当もつきません。
そこで、前回世話になった冒険者達を思い出したと。

クレイの知る限り、クレイのよく行くファリス系孤児院(旧市街の路地裏、運河に面したところ)
で、2歳から9歳くらいまでの子供達がある日ごっそり攫われたことと、
マーファ施療院内にある孤児院の2歳から9歳くらいまでの子供達が攫われたらしいということだけ。
いまのところ手がかり一つもない…が、おざなりな官憲の捜査、別に警備も厳しくない孤児院ではいわずもがな。

クレイは財布を引っ張り出し、なけなしの所持金1000ガメルを取り出し、
「前金はこれだけ、成功報酬は私が今後分割してでも一人1000ガメルは払います。」
とのたまいます。
,,,,no 01/15(火) 10:39:28,ヴォルペネロ,,遅刻しながら…,
かったるそうに、外からお店に入ってきます(笑)。
きっと入り口でクレイさんに追い越されたに違いない…。

(マントを外しながら)
「お〜〜や、おやおや?
 クレイちゃん、どしたの〜〜??(笑)
 あ、マスター、俺にワインちょうだい♪クレイちゃんには水ね。」

ってわけで、遅れてすみません。
よろしくお願いします。
,,,,no 01/15(火) 14:39:02,アムネリアス,,あとで寄付しとこう,
「オレは引き受けさせてもらうよ、今回もよろしく、クレイさん。
 誘拐か、好かないね(しかめ面)。
 それだけやってると、水面下でもっと被害が出てそうだけど。
 孤児院以外にもそういう話、あったかな……?」

  もし必要であればの平目ロールしておきます。不要なら無視ということで。

「身代金目的でもなさげなのが、気味悪いね。
 一人二人ならともかく、ごっそりさらわれたってのも、どうも釈然としない。
 まぁ、あんまり想像力はたらかせても仕方ないから、具体的な段取り考えようか。

(A)
 まず事件のあった二つ孤児院とその周囲、ここから聞き込みするのはどうかな?
 手がかりがないっつっても、おざなりな官憲捜査上での話だから、鵜呑みにもしがたい
だろうし。

(B)
 裏社会の情報屋にコネがあるなら、それもアリだろうね。
 ただ、情報料って高いんだよね?
 他に手段がなければくらいの優先度でも仕方ないかな。個人的にはそう思うよ。


 あと、なんだろね……今んとこ、それくらいしか思いつかないな」
,,,-:-&3-2:,ok 01/15(火) 19:17:25,ユタ,,イヤな記憶を掘り起こされますねぇ。,
「子供の誘拐、か…。
 もちろんおれも力を貸す。またしばらくよろしくな。」

で、話を聞きながら、官憲の態度を聞いて、苦い顔をしたり。

>>アムさん&ALL
「確かに十にも満たない子供を何人も攫うなんて、簡単にはいかないはずだよな。
無理に連れて行こうとすれば、抵抗したり騒いだりするのが当たり前だ……。」

と、首をひねります。

>聞き込み
「おれはこの街に不慣れだし、アムに賛成するよ。」

うん……何も思いつきませんでした。
とりあえずなんかにいるかもしれないので、サイコロ振っておきます。
,,,-:-&2-5:,ok 01/19(土) 00:51:43,GM−煙,,■聖騎士からの依頼,
リズリサはオーク系の客が目に付かないような席に座って
行儀悪く、新聞らしき紙束を広げて読み耽りながら軽めの食事を摂っています。

ユタは酒場の隅で鷹のアニルに肉をあげ、アムネリアスは楽器を弾き54ガメルほど稼いだりしてます。

リズリサの読んでいる新聞には
『増えすぎる孤児達』とセンセーショナルな見出しが躍ってます。

そんな仕事のない冒険者たちがうだうだと時間をつぶしている昼下がり、
青山羊亭の扉が開いて一人の聖騎士がとびこんできます。

リズリサ達には見覚えがありました。
この前、一緒にとある村に旅したクレイ・グッドフェローという巡回聖騎士です。

彼は店内を見回すと、リズリサ達を見つけ、一直線にやってきます。

クレイ  :「お久しぶりです、皆さん。
       実は困ったことがありまして。
       是非皆さんのお力をお借りしたいのですが…」

ちょうどその時、ヴォルペネロもかったるそうに青山羊亭に入ってきます。
ヴォル  :「お〜〜や、おやおや?
       クレイちゃん、どしたの〜〜??(笑)
       あ、マスター、俺にワインちょうだい♪クレイちゃんには水ね。」
ヴォルペネロはマントをかけながらそう言うと、リズリサ達の席の近くに座りました。
クレイ  :「あぁ、ヴォルペネロさんもいらっしゃいましたか。
       ちょうどいい。
       実は…。」

クレイの話を要約するとこういうものでした。

最近孤児院での誘拐事件が起こっているらしいのです。
もちろん孤児院に事件を調査するだけの金銭はありません。
官憲も孤児の失踪には興味がなさそうでおざなりな対応しかしてくれないようです。
独自に調査をすることに決めたクレイですが、正直調査はどうしたらいいのか見当もつきません。
そこで、前回世話になった冒険者達を思い出したと。

クレイの知る限り、クレイのよく行くファリス系孤児院(旧市街の路地裏、運河に面したところ)で、2歳から9歳くらいまでの子供達がある日ごっそり攫われたことと、
マーファ施療院内にある孤児院の2歳から9歳くらいまでの子供達が攫われたらしいということだけ。
いまのところ手がかり一つもない…が、おざなりな官憲の捜査、別に警備も厳しくない孤児院ではいわずもがな。

クレイは財布を引っ張り出し、なけなしの所持金1000ガメルを取り出し、
クレイ  :「前金はこれだけ、
       成功報酬は私が今後分割してでも一人1000ガメルは払います。」
とのたまいます。
アム   :「オレは引き受けさせてもらうよ、今回もよろしく、クレイさん。」
ユタ   :「子供の誘拐、か…。
       もちろんおれも力を貸す。またしばらくよろしくな。」
アム   :「誘拐か、好かないね(しかめ面)。
       それだけやってると、水面下でもっと被害が出てそうだけど。
       孤児院以外にもそういう話、あったかな……?」
アムネリアスは考え込みますが、そんなに噂話に詳しいわけでもありません。
あいにく似た事例を思い出すことはありませんでした。
アム   :「身代金目的でもなさげなのが、気味悪いね。
       一人二人ならともかく、ごっそりさらわれたってのも、
       どうも釈然としない。」
ユタ   :「確かに十にも満たない子供を何人も攫うなんて、
       簡単にはいかないはずだよな。
       無理に連れて行こうとすれば、
       抵抗したり騒いだりするのが当たり前だ……。」
ユタも首をひねります。
アム   :「まぁ、あんまり想像力はたらかせても仕方ないから、
       具体的な段取り考えようか。」
アムネリアスは仲間達の顔を見回した。
アム   :「まず事件のあった二つ孤児院とその周囲、
       ここから聞き込みするのはどうかな?
       手がかりがないっつっても、おざなりな官憲捜査上での話だから、
       鵜呑みにもしがたいだろうし。」
そう言って指を一つ立てる。
アム   :「裏社会の情報屋にコネがあるなら、それもアリだろうね。
       ただ、情報料って高いんだよね?
       他に手段がなければくらいの優先度でも仕方ないかな。
       個人的にはそう思うよ。」
そう言ってさらに指を一つ。
アム   :「あと、なんだろね……今んとこ、それくらいしか思いつかないな」
ユタ   :「おれはこの街に不慣れだし、アムに賛成するよ。」
,,,,no 01/19(土) 00:52:52,GM−煙,,行動宣言をお願いします,
>>ALL PLさま
 >方針
 現在、アムネリアスから
 ・孤児院及びその周辺への聞き込み
 ・盗賊ギルドでの聞き込み(最終手段?)
 という提案が出ております。
 他の皆さんはどうなさいますか?

 >シティアドベンチャーの方法
 このFでは以下のような方法でシティアドベンチャーを行うものとします。
 
 1.PLは行きたい場所と聞きたい内容を提示して冒険者レベル+知力ボーナスを基準値に判定を行う。
   (この際、詳細なロールを行ったり、具体的な方針を提示したり、場所に合った技能を有していたり
    すれば、ボーナスなどが加算される場合があります。)

 2.上記判定の結果に応じ、GMはそのシーンの描写と手に入る情報を提示する。

 3.上記判定によりかかる時間は1回3時間とする。

 4.ある区域から別の区域に移動する場合、移動に1時間かかる。同区内の移動には時間はかからないものとする。
   (貴族街、旧市街、新市街、港湾地区、旧難民区、湖上生活区、イーストエンド・ハーレム)
   どこにどんな建物やエリアがあるかは最初に書いたマップや、シナリオで登場した場所などを参考にしてください。

 なお、同じ場所でも時間帯により当然反応は異なります。
 極端な話、ロールが苦手でも、場所と聞きたい内容だけ宣言しダイスを振れば勝手に進行していくスゴロク方式です。
 (ロールをすれば、より有利にドラマティックになる方式でもあります。)

 PCはあちこちで情報をあつめ『孤児誘拐事件』を解決しなければなりません。
 ちなみにシナリオ開始時点での時刻は14:00とします。

 

                    
      ┌───┐   ┌────┐
      │   │   │イーストエンド│
      │  ┌┴───┼────┤ ##
      │  │    │港湾地区│ ## 
      │γ │ 旧┌─┴────┤
      │ 新│ 市│      │
      │ 市│ 街 \ 貴  ш│
      │ 街│   │ 族   │
      │  │ ¢ │ 街  ┌┘ 
      │  │   │    │
      ├──┼───┴────┤    ##
       \  \        └───┐##
        \  \   港湾地区    │
         \  └──────────┤
          \   旧難民区     │
          └──────┬────┤
                 │イーストエンド│
                 └────┘

      ##:湖上生活区
      ш:王城
       :賢者の学院
      ¢:マーファ神殿 
      γ:青山羊亭 
,,,,no 01/19(土) 01:00:16,GM−煙,,マップが変,
                    
      ┌───┐   ┌────┐
      │   │   │イーストエンド│
      │  ┌┴───┼────┤ ##
      │  │    │港湾地区│ ## 
      │γ  │ 旧┌─┴────┤
      │ 新│ 市│      │
      │ 市│ 街 \ 貴   ш│
      │ 街│   │ 族   │
      │  │ ¢ │ 街  ┌┘ 
      │  │   │    │
      ├──┼───┴────┤    ##
       \  \        └───┐##
        \  \   港湾地区    │
         \  └──────────┤
          \   旧難民区     │
          └──────┬────┤
                 │イーストエンド│
                 └────┘

      ##:湖上生活区
      ш :王城
       :賢者の学院
      ¢:マーファ神殿 
      γ :青山羊亭 

,,,,no 01/21(月) 14:05:34,アムネリアス,,マーファ神殿の孤児院へ,
≫ALL

 端的に言えば、難しい台詞回しを考えずとも、サイコロで情報が得られるありがたいシ
ステムなので、個別に情報収集に赴いても割と安心っぽいですね。
 今、青山羊亭で14時ですから、別エリアへ移動が1時間、そこでのアクション3時間、
青山羊亭に帰ってきて1時間で、えーと……青山羊亭に19時集合することにして行動し
ませんか?

――――――――――
 ざっと行ける場所を見渡して、ややうさんくさいかなぁと思っているのは次のとおりで
す。とりたてて根拠はないので参考にもなりませんが(笑)。

●イーストエンド・ハーレム 
 ・イーストエンドジャーナル :新聞屋さんなので、もしかしたら誘拐などの情報が?

●旧難民区 
 ■常闇花街    :幼女だろうが少年だろうが、あらゆる悪徳を楽しめるもぐりの色町。
           ……売られてくる可能性もあるかなぁと。

 ・ニンゲン市場  :いわゆる奴隷市場。ここを取り仕切るのはギャグニー一家の"人買い"ゴダール。
           ……子供達が商品になってる可能性もあるからなぁと。
●港湾地区 
 ・ベリーニ・イン :宿屋。エア湖周辺の情報が良く入ってくる。
           ……街の外に連れ出しているなら、外の情報が要るかしら?

●旧市街 
 ・交易所     :商業取引所の横、運河と湖に面するところにある。貿易の中心地。
           ……街の外に連れ出すとしたら船かしら、と。
           いや、別に外に連れ出されたって決まったわけじゃないですよ(笑)。

 ・マーファ神殿  :
 ・マーファ施療院 :
           ……ここで誘拐されてるんで。

●他
 ・盗賊ギルド   :
           ……裏情報の定番ってヤツです(笑)。
――――――――――

 とりあえず、ここに挙げたうちでは、台詞回しで下手うたなければ危険はないかなぁと
楽観的に考えてます(笑)。
 あんまり聞き込みとか得意じゃないけど、わたしでよければ相談乗りますよ。リアルじゃ
ないと言ってられないので、今回からはPCの存在しないエリアのやりとりも読むことに
しますし。

 で、アムネリアスの行動は、こんな感じで「マーファ神殿で聞き込み」でいこうと思い
ます。



≫GM

 旧難民区のマーファ神殿に赴いて、誘拐の状況を聞いてみます。

「子供達の誘拐事件を捜査している聖騎士クレイ様の助手、アムネリアスと言います。
 お忙しいところ恐縮ですが、2、3、お話しを聞かせてください」

 具体的に台詞を書いてもいいですが、相手の受け答えに合わせるのが難しくなりそうな
ので、要点を書きます。

 ・誘拐された日の状況
    ・なぜ大量誘拐が実現したのか? 警備状況は?
     多少、孤児院スタッフに不信感があります。

 ・誘拐された子供達の様子
    ・誘拐ではなく逃げ出したという可能性は?
     虐待とまではいわないまでも、逃げ出したくなる扱いがあるかもとは疑ってい
     ます。

    ・誘拐された子供達に肉体的・精神的・社会的な共通要素はなかったか?
     共通要素が見えるなら、囮、張り込みもアリかな、と。

  スタッフも疑ってるなんて、おくびに出さずに聞きます(笑)。
  これらは、孤児院のスタッフだけでなく、状況が許すなら残っている孤児達にもこっ
 そり聞きたいな、と思っています。

  ということで、サイコロふりましょう。

  ・基準値=6
,,,-:-&6-3:,ok 01/22(火) 12:08:44,ユタ,,ふむふむ……。,
おおー、フォーマット化されたシティアドベンチャーw
テーブルトーカーの血が騒ぎますわ。(笑)

>>ALL
集合は19時でオケーです。
この面子だと、シティアドベンチャーの定番・盗賊ギルドは
ヴォルさんに行ってもらうしかないですよね。

アムPLさま、ピックアップありがとうございます。

>>GMさま&ALL
ユタは出稼ぎ労働者なので、そっちの仲間のツテって頼れますかね?
村の男の中には、港湾地区で荒っぽい仕事に関わってる人もいてもおかしくないかなと。
もしもいたら、できればその人と一緒に「ベリーニ・イン」に入って
エア湖周辺の噂を聞いてみます。
いなくってもやっぱり「ベリーニ・イン」で情報収集です。
ニンゲン市場での動向は盗賊ギルドでもある程度探れるかな?と思うので、
こちらは別口から切り込んでみることにします。

■台詞とか質問とか。
(馴染みが居たら)
「よっ、調子どうだ?こっちは何とか冒険者ってヤツやってるよ。
で、実はさ。その仕事のことで一つ頼みがあるんだけど…。」

で、ベリーニ・インに誘って話をします。
以下、聞き込みの要点。

・ここ最近、船を使って2〜9歳くらいの子供を大勢移動させた者がいないか
一度に大勢という場合だけでなく、
ちょこちょこと小分けにして運んでいた可能性も聞いてみます。

・人身売買業者の情報
倉庫や港湾を使っている人物の中に、そっち系の商売に手を出してる人がいるかどうか、
いればどんな人か、ということを尋ねます。

・この周辺で子供が消えるような事件があったか
地理的には旧市街に近いので、似たようなことがあったかも?
…とはいえ、もとからよそ者や乞食が多い街。
子供が消えたくらいでは噂にもなってない可能性が高いです。
あまり期待はしていない様子で尋ねます。

あと……思いつきませんw
,,,,no 01/22(火) 12:09:46,ユタ,,ロール忘れた(汗;,
基準値:4
,,,-:-&6-5:,ok 01/22(火) 23:02:49,GM−煙,,■1日目15時 アムネリアスinマーファ神殿(旧難民区)1,
青山羊亭を出て1時間後、アムネリアスは旧難民区にあるマーファ神殿の前に来ていました。
マーファが盛んなお国柄だけあって、教会の規模もザイン市内で最大を誇ります。
教会の隣には施術院も隣接しており、病人や貧民、老人、
それに身寄りのない孤児達を受け入れています。
若い神官達の修行の場でもあり、歳若い神官達が貧民達に食事の施しをしていました。
アムネリアスは、神殿に入ると神官の一人に声をかけます。
アム   :「子供達の誘拐事件を捜査している聖騎士クレイ様の助手、
       アムネリアスと言います。
       お忙しいところ恐縮ですが、2、3、お話しを聞かせてください」
神官   :「あぁ、あのクレイさんの。
       わかりました。ではこちらに。」
アムネリアスは奥の一室に通されます。
やがて一人の神官が部屋に入ってきます。
中年のおっとりとした外見の女性です。
着ている服から、ある程度の地位にある神官だとアムネリアスにはわかりました。
オードリー:「はじめまして。
       私はここの孤児達を預かるオードリーと申します。
       本日は子供達の誘拐事件を調べてくださってるとか…」
アム   :「えぇ。聖騎士のクレイ様のお手伝いをしておりまして。
       …そこで、差し支えなければ、
       事件当日の状況をお聞かせ願いたいのですが…」
オードリー:「わかりました。
       数日前、シスターが朝食の支度を終え、
       年少組の子供達を起しに部屋を覗いたら、
       全員いないかったらしいのです。」
アム   :「…全員?
       年少の子供達は全員同部屋に?」
オードリー:「えぇ。ごらんになられますか?」
オードリーが先に立って子供達の部屋を案内します。
そこは大広間のような大きな部屋に3段ベッドがずらっと並んでいる部屋でした。
オードリー:「うちは15歳までの子供達を預かります。
       だいたい9歳までの子供は年少組、それ以上は年長組となります。
       一つのベッドが一人の子供に割り当てられて、
       私物もそこにおいてあります。」
確かにベッドの端には服がかけてあったりします。
アムネリアスは一通り見回しました。
ベッドは全部で30ありました。
部屋には入口の反対側に窓がついています。
そこから外を覗くと、神殿に面した水路と旧市街の複雑な町並みが見て取れます。
オードリー:「…ここの子供達がある朝全員消えてしまったの…。」
,,,,no 01/22(火) 23:03:32,GM−煙,,■1日目15時 アムネリアスinマーファ神殿(旧難民区)2,
アム   :「ここの警備はどうなっていますか?
       夜中に不審な物音はありませんでしたか?」
オードリー:「住み込みの神官は何人かはおります。
       夜中、トイレに行くついでとか、あまりに物音がひどいときなんか、
       見回りに行きますけど、その日は朝までぐっすり眠ってたとか…。
       特に警備に人員を割いてはいなかったものですから…」
アム   :「朝までぐっすり?全員が?」
オードリー:「えぇ。特に夜中に見回りをするきまりはないので、
       よっぽど子供達が夜中騒いで眠れない時とか、子供が呼びに来たとき、
       たまたま目を覚まして、ちょっと覗きにいこうと思ったときぐらいしか
       覗きにはいきませんし…。
       ちいちゃい子が夜中に泣いたりするときでも
       年長の子供達でなんとかしてますから…。」
アム   :「…これまでに、今回以外で子供がここから消えたということは
       ありませんでしたか?」
オードリー:「毎年、何人かはここから逃げ出してしまいます。
       スタッフが少ないから目も届かないし、
       どうしても少しきびしめにしつけてしまいますから。
       馴染まなくて、飛び出す子がいないわけではありません。
       でも、そういう子って予兆がありますし、私物とか持って行きますし、
       それに丸ごと一つの部屋の子供が消えるなんて、
       これまでありませんでした。」
アム   :「今回は私物は残ってたと?」
オードリー:「えぇ。そこに置いてあるものは全部そうですわ。
       片付ける気になれなくって。」
アム   :「消えた子供達に共通点はありますか?
       肉体的、精神的、なんでもいいんですが。」
オードリー:「…そうですねぇ
       当然うちにいる子達ですから、
       全員親はいませんね。
       それと、年少組と年長組の区分けはそんなに厳密じゃないんですよ。
       体格の大きさとかで大体でわけてるんですの。」
アム   :「全員、小柄ということですか。」
オードリーは頷きました。
アム   :「いい神殿ですね。
       ここの神殿の中を歩いてもいいですか?」
オードリー:「もちろんです。」
アムネリアスはオードリーに頭を下げ、マーファ神殿内をぶらぶらと歩きました。
すぐに目当てのものは見つかりました。
子供達が、中庭で老人達と話したりしてる姿を発見したのです。
,,,,no 01/22(火) 23:03:59,GM−煙,,■1日目15時 アムネリアスinマーファ神殿(旧難民区)3,
アムネリアスは子供の一人に声をかけました。
アム   :「ねぇ、ちょっといいかな?」
子供   :「?おねーさん、誰?」
アム   :「ちょっとね。
       この前ここで誘拐事件あったでしょ。
       あれを調べてるんだ。」
子供   :「!マジかよ!頼むぜ。
       みんなまだガキンチョなんだ!」
アム   :「わかってる。
       事件のあった夜、何か変なことはなかった?」
子供   :「…わかんね。
       その晩はぐっすり寝てたからなぁ。
       朝、シスター連中が騒いでるので起きたぐらいだし。」
アム   :「虐待とかあって、逃げ出したとか、そんなことはない?」
子供   :「そんなんじゃないと思う。
       確かにシスターは最近厳しいっつーか、ヒステリックだけど、
       あいつらまだちっちゃいんだぜ?一人で逃げれねぇよ。
       リタなんかお気に入りのぬいぐるみもおきっぱなしだし。」
アム   :「シスター達はヒステリックなんだ?」
子供   :「最近、うちに入ってくる連中が多くって大変みたい。
       つーか、子供部屋なんてありえねーくらいすし詰めだしな。
       大人達はほんとは事件を解決する気ないんだ。
       子供が少なくなって良かったって思ってんだぜ、きっと。
       うちから、ベンとか逃げ出したときもろくに探さなかったし、
       今回もきっとそうさ!
       頼むよ!俺の宝物やるから、あいつらを助けてくれ!」
その子供はポケットからちっちゃなガラス玉を取り出すと、アムネリアスに押し付けます。
子供   :「約束だかんな!」
その子はそう言って走り去りました。

アムネリアスは神殿を出るところで再びオードリーに出会いました。
オードリー:「もう御用はお済みですか?」
アム   :「とりあえずは。
       シスター・オードリー。
       あなたは気丈ですね。
       子供達があんなに消えたのに、実に冷静だ。」
アムネリアスは感嘆を装って話しかけます。
オードリー:「…子供達が消えて、夜が静かになりました。
       子供達がいた頃は、いつだって誰かが何かやらかして、
       ゆっくり眠ることも許されなかった。
       …今では静かすぎて、眠れません。
       私が子供達を、神の愛を差し出すべき身なのに、
       疎ましいって感情を抱いてしまった罰なのかしら…。
       …お願いします。
       施設の経営が思わしくなく、報酬をお支払いすることはできませんが、
       どうか子供達を、あの子達を取り戻してください。
       私でできることがあれば、なんでもします。」
オードリーはそう言って、アムネリアスに深々と頭を下げました。
,,,,no 01/22(火) 23:04:27,GM−煙,,■1日目15時 ユタinベリーニ・イン(港湾地区),
ユタは港湾地区に来ていました。
港では湖に着いた船からの荷物を屈強な男達が運んでいます。
そこに旧知の顔を見つけてユタは声をかけました。
ユタ   :「よっ、調子どうだ?」
サバタ  :「おっユタじゃん!久しぶりだな!
       今何してるんだ?」
ユタ   :「こっちは何とか冒険者ってヤツやってるよ。
       で、実はさ。その仕事のことで一つ頼みがあるんだけど…。」
サバタ  :「仕事がらみってヤツか。
       いいぜ、そろそろ休憩入ろうと思ってたんだ。
       ちょっと待っててくれ。
       もちろん、奢りだろ?」
ユタ   :「高いのはだめだぞ。
       『ベリーニ・イン』でいいか?」

数分後、ベリーニ・インで二人はコーヒーを酌み交わしていました。
サバタ  :「で、話って?」
ユタ   :「うん。ここ最近なんだが、
       船を使って2〜9歳くらいの子供を大勢移動させた者がいないかな?
       小分けに乗せた可能性もあるんだけど?」
サバタ  :「いきなし、キナくせぇ話だな。
       そんな噂は聞いたことないぞ。」
ユタ   :「じゃあ、このあたりで、
       子供を使った商売に手を出してる連中を知らないか?」
サバタ  :「んー?ほんとにやばそうなネタだな。
       だが、この辺りじゃ、
       逆にそういうデリケートな商売してる奴はいないんじゃねぇか?
       旧難民区ならわかんないけどよぉ。」
ユタ   :「そっか。この辺りで子供が消えるような事件とか聞いたことないか?」
サバタ  :「いや?…ん、それとは関係ないかもしれんがな。
       最近、この辺りの孤児どもが凶暴っていうか、
       警戒心が強くなったってな話を聞いた気が…?」
ユタ   :「なんだそれ?」
サバタ  :「いやな。家のない子供連中が路地裏で徒党を組んでたりするんだけどよ。
       ちょいと前までは市場とか食堂の裏で、同情心ひいて、
       残飯とか貰ったりしてたわけよ。
       ところが最近は大人にはなるべく顔を見せないっていうか、
       酷い時には、路地裏に迷い込んだ大人を襲って、食い物強奪するとか、
       やることがタチ悪くなってやがるってさ。
       お前も気をつけろよ。」
ユタ   :「…そっか。ありがとよ。」
サバタ  :「いいって。
       それよか、その仕事終わったら、こっちも手伝ってくれ。
       最近この辺りにもぐりの密輸船が出るとかって話で、
       自警団連中がぴりぴりしてんのよ。」
ユタ   :「密輸船?」
サバタ  :「いや、灯りもつけない船が水路を行き来してたのを見たって奴がな。
       湖を渡るほどの大きさじゃなかったらしいから、
       多分この街中だけの移動なんだろうが、
       怪しいことこの上なしでな。
       密輸品でも運んでんじゃね?って話がね…
       つってもそんだけしか情報ないんだけどな。」
,,,,no 01/22(火) 23:29:47,GM−煙,,とりあえず,
>>ALL PLさま
 今週金曜の夜まで待って、アクションのないPCさまは、情報収集失敗したことにして、
 1日目19時青山羊亭のシーンにしちゃいます。
 よろしく。
,,,,no 01/23(水) 23:32:46,アズマ,,積極的に参加したいんですが・・・,
なんせリアル事情が煮詰まってまして,労働基準法に違反しまくりの日々なもので
ゆっくりと書き込む時間がありません。

また携帯からの閲覧,書き込みが多い私としては,マップをコピペするように指示を受けても,
コピペ出来ないのが現状で,他に解決策もみつかりません。

このまま指を咥えているだけで何もせず,情報収集失敗になるのは嫌なので,何とかPCから書き込みを・・・。

>行動
 アムPLにピックアップしていただいたイーストエンドジャーナルにて聞き込み開始。

「忙しい時に悪いけど,最近,『現代版ハーメルンの笛吹男』みたいな事件が起こったみたいだな。
 この事件でガセネタでもいいから,何かいいニュースはないかな?
 実は,その子供失踪の依頼を受けててな。
 依頼主が知らない仲じゃないから,なんとか探してやりたいんだ。
 もし解決のあかつきには,独占スクープって事で
 とびっきりのネタを提供するから,何か新しい情報があれば教えて欲しいんだ。」

 イスートエンド語で話しかけます。
 必要ならば,本名&室賀衆であることもあかします。

 ダイスロール 基準値9
,,,-:-&3-6:,ok 01/24(木) 10:43:32,ヴォルペネロ,,いざ始動。,
何人もの子供を攫うとなると、裏社会での噂が立たないわけないと思いますので…そこらへん、
裏道人間として、小耳に挟んだ事がありますか?
(あくまで、個人的に予備知識があったか無いかで。)
小耳にも挟まないとなると、それだけ大きな組織が関わってるのかその逆かなぁと。


んで、実際の行動はぁ…どっちにせよ、ギルド行ってお茶飲んできます(笑)。
所属は”ワッキー・ワグ”って事で。

聞く内容は、最近は荒稼ぎしてる人達いるらしいじゃん?って所からかな。
子供が関わるって事は、自分好みに育てたいヘンタイが多いのかねぇ?(笑)とか…。

最初は世間話で、金がかかる話に変わりそうだったらお金を渡します。

冒険者Lv4+知力:2=6


アヤシイお店は、夜になってから…集合後かな。
,,,-:-&4-4:,ok 01/24(木) 23:28:52,GM−煙,,■1日目14時 ヴォルペネロinワッキー・ワグの酒場(新市街),
ヴォルペネロは新市街にあるワッキー・ワグ系列の酒場に向かいながら首をひねりました。
ヴォル  :(何人も子供が消える事件ねぇ。)
何人もの子供を攫うとなると、裏社会での噂が立たないわけがありません。
しかし、ヴォルペネロの耳には入ってきませんでした。
ヴォル  :(小耳にも挟まないとなると、
       それだけ大きな組織が関わってるのかその逆かなぁ)
ヴォルはそんなことを考えながら、酒場の扉をくぐりました。
ヴォル  :「よぉ!ゲンキー?」
ヴォルペネロはワッキー・ワグの符丁を示しながら、店の親父に声をかけます。
ヴォル  :「最近は荒稼ぎしてる人達いるらしいじゃん?」
親父   :「どこにだって荒稼ぎしてる奴はいるさ。」
ヴォル  :「そぅね。でも子供使って荒稼ぎする奴は少ないでしょ?
       自分好みに育てたいヘンタイが多いのかねぇ?(笑)」
親父   :「…あぁ。そういやギャグニーの”人買い”ゴダールが
       最近羽振りいいみたいだなぁ。」
ヴォル  :「ゴダールって子供を商品にするんだっけ?」
親父   :「子供も商品にする。
       何に使うかは知らんが、
       子供は耐久性が低いから、定期的に交換する必要がある、
       サイクルの割りがいい商品らしいぜ。」
ヴォル  :「…どっから仕入れるんだろうねぇ?」
親父   :「役人にもコネクションがあるらしいし、
       独自のルートをいくつも持ってるらしいしな。」
ヴォル  :「…ゴダールの弱み、知らない?」
親父   :「おいおい、止めとけ。
       あいつは大物だぜ?」
ヴォル  :「ヤバイ?」
親父   :「激ヤバイ。
       あいつの側には常に、凄腕の戦闘奴隷がいるらしい。
       そうでなくとも、ギャグニーの大幹部だ。
       手下は山のようにいるし、
       下手に手を出せば、戦争になりかねん。」
ヴォル  :「…ふぅん。
       でもさー、ウチとつながりを持たない一冒険者が
       たまたまゴダールを締め上げちゃっても問題なくない?」
親父   :「その冒険者がマーダー・インクのターゲットになる以外はな。」
ヴォル  :「んー。」
親父   :「…ゴダールの客になるなら、それも特殊な商品を望むなら、
       ゴダール御大自ら、話をしにくるかもしれんがな。
       上客でもなきゃ、そんなわがままも通らんだろうし、
       直接面会する気にもならんだろう。」
ヴォル  :「詐欺せ(だませ)ってこと?」
親父   :「そうは言わん。
       だが、必要な見せ金なら、十一で貸してやらんでもない。
       ちなみに変装代とか小道具代は別な。」
ヴォル  :「………ケチ。」
ヴォルペネロは呻きました。
,,,,no 01/24(木) 23:29:37,GM−煙,,■1日目15時 アズマinイーストエンド・ジャーナル(イーストエンド・ハーレム),
アズマはイーストエンド・ハーレムにあるイーストエンド・ジャーナルを訪れました。
アズマ  :「忙しい時に悪いけど,
       最近,『現代版ハーメルンの笛吹男』みたいな事件が起こったみたいだな。
       この事件でガセネタでもいいから,何かいいニュースはないかな?
       実は,その子供失踪の依頼を受けててな。
       依頼主が知らない仲じゃないから,なんとか探してやりたいんだ。
       もし解決のあかつきには,独占スクープって事で
       とびっきりのネタを提供するから,
       何か新しい情報があれば教えて欲しいんだ。」
アズマはイーストエンド語で、窓口にいた女性に声をかけます。
トモエ  :「は?『現代版ハーメルンの笛吹男』?
       いえ、そんな事件は知らないけど…?
       …そういう事件が起こってるの?」
最初怪訝そうだった女性ですが、徐々に興味が増してきたようです。
トモエ  :「よかったら、詳しく教えてくれない?
       私はここの調査員のトモエ。
       良ければ、あなたの抱えてる『現代版ハーメルンの笛吹男』事件の
       情報を独占的に取材させて。
       私も、取材して情報を得たら、あなたに言うから。
       いいでしょ?」
トモエはアズマにそう持ちかけます。
  GM  :現段階において、イーストエンド・ジャーナルはこの事件の情報を持っていません。
       トモエとの取引をOKするかどうかですね。
,,,,no 01/25(金) 10:59:45,GM−煙,,ちと身内に不幸があって、,
今日の夜とか明日とか書き込めないと思うので、今のうち。


>>アズマPLさま
 >なんせリアル事情が煮詰まってまして〜
 それは大変ですね。
 体に気をつけてがんばってください。

 >携帯からの閲覧,書き込みが多い私としては
 あー、そうなのかー。
 それは知らなかった…。
 ケータイからじゃマップのコピーを保存するのは無理だなぁ。
 とはいえ、あのMAPから重要地点だけ抜き出すのも、
 単に答えを教えてるのと一緒になっちゃうからGMの立場からはしたくないしなぁ…。
 アムPLさんや他のPLさんのフォローに期待します。(←責任放棄)


>>ヴォルピーPLさま
 とりあえず新市街区にあるギルド系酒場にしました。
 移動時間の分、早いし。
 ということで必要な情報を仕入れ終わったのは17時となります。
 …新市街区内でも他の情報仕入れにいったら20時になっちゃうなぁ。
 青山羊亭19時集合を守ろうとすると、新市街区だろうがどこだろうが関係なかったか…。


>>ALL PLさま
 というわけで1日目19時には青山羊亭に集合しててかまいません。
 リズリサさんはPLからの連絡通り、一時GM預かりなので、
 酒場でがんばって聞き込んでみましたが、酔っ払いにからまれたり殴り倒したり、
 それが酒場全体を巻き込んだ大喧嘩に発展したりと、収穫はなかった…ということにしておきます。

 情報交換は適当にお願いします。
 あっでもクレイにどこまで話すかは気をつけて。
 特にヴォルピーのゴダール情報なんか聞いた日にゃ、
 『ゴダールは悪です。今すぐ何とかしなければ!』
 とか言いかねない奴です。
 GM的には『策もなくゴダール倒すのは無茶じゃね?』とかって思ってますが、
 クレイ君はそこらへん融通利かない人なので。
 (実はリズリサとかアムネリアスもそのあたり融通きかないんじゃ?
  というかヴォルピーぐらいしか、この面子の中ではすっぱり割り切れないんで?
  とかいう気もしますが。がんばれヴォルピー!)


 ついでに、この後の方針なども決めてもらえるとありがたい。
 今夜はこのまま寝て、次の日調査でもいいし、
 このまま夜の捜査続行でもいいし。
,,,,no 01/27(日) 21:10:27,ユタ,,情報交換。,
>>港湾地区の聞き込み…質問追加
その水路を行き来していた怪しい船が、どのあたりで目撃されたのか聞いてみます。
あと、もしも目撃者が誰なのかわかるなら、参考までにそれも。
あとで話を聞きにいくかもしれませんし。

>>青山羊亭集合
>情報交換
では、ユタは時間通りに戻ってきます。
情報交換するなら港湾地区で聞いた話は全部しゃべっちゃいますね。
隠す理由がないですから。

(子供を船で大量輸送した形跡はないこと話して)
「港湾地区で知り合いから聞けたのはこれだけだ。
これを聞く限りじゃ、子供たちが船で街の外に出てる…ってことはないと思う。」

「関係あるかどうかわからないけど、気になる話があったぞ。」
(子供が凶暴化してる件と、密輸船?の噂を話す。)

>ゴダール情報
今の段階で話してしまうと確かにクレイさんは抑えがきかなくなりそう。(^^;
客の振りして騙す作戦なんかも反対しそうですねぇ。
私としては、まだ全員にバラさなくてもいいかな?と思います。
まあ、どうするかはヴォルペネロさんの判断にお任せしますv

>これからの動き
情報は集められるだけ集めておきたいなぁ…。
というわけで、どちらかといえば私は夜の調査続行に賛成です。

でも、これから動ける所ってたぶん限られてきますよね。
思いついたオプションを以下に書きだしてみます。

・常闇花街の怪しいお店で聞き込み
これからが本格的な活動時間帯のはず。
逆に、ここは昼間に行ってもあまり人がいなさそう…。

・ニンゲン市場でゴダールについて調べてみる
本人に接触するのは時期尚早な気がするので、周辺で聞き込み?

・港湾地区の路地裏で路上生活者に聞き込み
ストリートチルドレンに襲われる可能性あり。わざと襲われてみるのも手?

・ファリス系孤児院の方に行ってみる
そういえばこっちには誰も行ってないな、と思ったので。

・水路の張り込み
どの辺りで目撃されたのかわかればそれも可能かと。
ただ、遭遇できる保障は全くないのであんまり意味ないかなと思います。

・自警団or目撃者に話を聞きにいく
時間が時間なので迷惑がられるかもしれませんが、
密輸船?関係ならまだこのほうが確実かな。

以上、とりあえず参考までに。
,,,,no 01/28(月) 00:16:10,アムネリアス,,情報交換,
 アムネリアスの情報は、隠す必要ないですから、そのままお話します。

 今後の動きは、ユタさんの案でいいんじゃないかと思います。夜も動き回るってことで。
 アムネリアスはどうしようかな。ファリス系孤児院にしとこうかと思ってましたけど、腕力がいりそうなス
トリートチルドレンに接触するほうがアムネリアス向きかな〜とも思ってます。
 
,,,,no 01/28(月) 11:02:40,ヴォルペネロ,,情報交換,
立場上、何処に言って来たかは話せないので街中で聞いた噂として処理します。
それも特定の名前は出せそうもありませんから…まぁ、下記のように(苦笑)。

「コレといった確実な情報は無かったなぁ〜…悪い事してるヤツは相変わらずだろうし、
 目立った噂もなかったしぃ…でも、ケッコウ大きい事件じゃん?それが噂も聞かないってなると、
 後ろにはか〜なりデカイ組織が関わってるんじゃないのぉ?(苦笑)
 あと、これはフキンシンな言い方だけど子供って体力無いから”交換”が多いらしくて、そのせいで仕入れが増えるって…事で、儲かる商売らしいね。
 奴隷とか売り買いしてる世界じゃ当たり前の事っぽいね〜って訳で、俺が仕入れたのは豆知識だけでした(笑)。」

って感じで、まだ、ゴダール情報は確実ではないので表に出しません。
んでクレイさんには、警告というか…突っ走らないようにしてもらうために

「クレイ君、コレ、マジになると君独りの手に負えないどころか、
 誰か大切な人まで巻き込む事になるよ。
 さっき俺が言ったっしょ?ここまで表にでないなら後ろにデカイ組織があるんじゃないかって…
 ……まぁ、俺がこんな事言うのもナンだけどさ…焦らずに行こうよ?(苦笑)
 マズは情報、それから行動ってね♪」

「ってわけで、もちょっと色々調べたいな〜♪
 これからの時間って、そういうウラの世界の時間でしょ?(笑)
 人身売買っていえば、オヤクソクの…ねっ★(ウィンク)」


行動方針については、ユタさん案に賛成〜。
裏道人間にふさわしい場所に精力的に参りますよ(笑)。
,,,,no 01/28(月) 22:51:34,リズリサ,,ふっかつー,
私事もひと段落したので書き込み再開します。
皆様ご迷惑をお掛けしました。(謝

「いやー、聞き込みに入った酒場でワケも無く絡んできた酔っ払いを
 退けようと軽く押したらソイツが盛大に転んでねー。
 それが他の客のテーブルをめちゃくちゃにして、怒ったその客が
 投げた酒瓶がボクに当たらず別の客に当たってそれが―…
 という感じで、酒場全体を巻き込んでそれはもう大変なコトになってしまって、
 結局後片付けの手伝いとかで聞き込みどころじゃ無かったのだよー。
 ボクだけ手ぶらでホント申し訳ないー…。」

>ALL
≫これからの動き

ヴォル :「ってわけで、もちょっと色々調べたいな〜♪
      これからの時間って、そういうウラの世界の時間でしょ?(笑)
      人身売買っていえば、オヤクソクの…ねっ★(ウィンク)」

リズリサ:「(頭痛そうに皺を寄せた眉間に指を当てて)
      …人身売買の話とか、堂々とボクやクレイの前で話さないでくれたまえよー。
      まあ、もう少し調査に行きたいというのは同感だー。
      ファリスの孤児院には、まだ誰も話を聞きに行っていないのだったよね?
      事件現場なのだし、もしかしたらまた何か起こるかも知れないから
      話を聞くついでに一晩泊まらせてもらって、夜の見回りをしてみたいと
      ボクは思っているのだけれどー。
      …正直、あまり行きたくなくて昼も二の足踏んでたのだがねー…(深く嘆息して)」


もちろんユタさんの案(夜も動き回る)のに賛成ですー。
夜半からの調査については、リズはファリス系孤児院に行ってみたいです。
情報はマーファの孤児院で得られるのと同じようなモノかも知れませんけど、
泊り込ませてもらって、異変が起こるかどうか朝まで見回ってみたいなー、とか考えてます。
,,,,no 01/29(火) 07:36:27,アズマ,,しまった、特ダネをスクープさせてしまったか。,
ちょっと聞き方失敗したかな。
まあいいや(爆)いずればれるだろうし。

>トモエ
「ありゃ、このネタ掴んでなかったのか(苦笑)
  しまったな、儲けそこねた。
  まあ言ってしまった事だし、以後俺はイーストエンドジャーナルの臨時特派員ってことでヨロシク♪」

>酒場にて
>情報交換
「俺は大したネタは無し。
  取りあえずイーストエンドジャーナルの臨時特派員になったから
  ネタが入れば連絡がある予定。」
,,,,no 01/29(火) 16:58:05,アムネリアス,,それじゃ夜行動しませんか?,
【得られた情報の所見メモ】

 あんまりアテにはならない(笑)所見メモです。
 何かの参考になれば幸いです。

 
■マーファ神殿(旧難民区)
 ・9歳児以下の児童が集められた大部屋から、全員(30人程)が消えた。
 ・目撃者なし。物音にも気づかなかった。というのも、もともと警備が雑だったことと、住み込み
  神官らが朝までグッスリ眠っていた為。別室の子供たちも気付かなかった。
 ・子供達の私物はそのままだったことから、本人の意志で家出したワケでは無さ気。

(所見)
 ただでさえ大人しくできない年少者を大量に、しかも施設内の誰にも悟られずに誘拐してのけるの
は、かなり難しい。
 誘拐犯と通じている者が、食事などに睡眠薬を忍ばせ、関係者全員を眠らせたとしたら?
 翌日にでもチェックしてみるべきか。


■ベリーニ・イン(港湾地区)
 ・最近、港湾区のストリートチルドレンが、強奪など暴力に傾向しつつある。

(所見)
 おそらく、この暴力傾向は、ストリートチルドレンらも誘拐されている為。
 大人達への過剰な警戒心がそうさせているのでは?
 彼らに接触する価値はあると思う。なるべく歳が近い者のほうが、話を聞きやすいか?


 ・最近、港湾区に灯りをつけないで航行するモグリの密輸船が出入りしている。
 ・船の規模から街中だけの移動手段。

(所見)
 船を張り込むにはもっとポイントを絞る必要あり。
 現状としては保留。


■ワッキー・ワグの酒場(新市街)
 ・ギャグニーの大幹部”人買い”ゴダールが最近羽振りがいい。
 ・側には常に凄腕の戦闘奴隷がいるし、手下も大勢。

(所見)
 リスクを考えれば、今の段階では保留が吉か。



 さて、それじゃ夜の部、行動してみませんか?

≫GM

 アムネリアスは、港湾区のストリートチルドレンに接触しようと思います。
 こちらでも誘拐されてるんだろうという見込みが外れてたら、道化ですけど(笑)。

 可能なら、なるべく大人っぽい服装に着替え、大きなパンをいくつか買ってバスケットからはみ出
させ、あらあら人通りの少ない場所に迷い込んでしまいましたわわたくし、みたいななのを醸し出し
て、食欲で子供を釣ろうかと思います(笑)。

「騙して悪かったけどさ、場合が場合だったし、許してくれないかな。
 あたしはこのパンで情報を買う。そっちは情報を売る。
 等価交換ってことで、どうだい?」

 てな感じで、よそでも誘拐事件が起きててその調査をしていることを素直に明かし、大人が上から
ものをいうとか、憐憫とか失礼な姿勢はナシで、あくまでな対等な立場での取引として交渉したいな
と思ってます。
 聞き出したいのは誘拐犯の手がかり。
 犯行の手口や犯行場所。目撃者。誘拐された者の共通点。波止場から近いか
 ……思いつくまま書きましたけど、こんなとこでしょうか。
 ということで、サイコロふりまーす。

 ・基準値=6
,,,-:-&5-2:,ok 01/30(水) 00:18:06,GM−煙,,■1日目19時 冒険者in青山羊亭(新市街),
冒険者達は一旦青山羊亭に戻ってきて、夕食をとりながら
各々が集めてきた情報を交換していました。
アムネリアスは孤児院でのことを全て話しました。
ユタは子供を船で大量輸送した形跡はないこと話して、
ユタ   :「港湾地区で知り合いから聞けたのはこれだけだ。
       これを聞く限りじゃ、子供たちが船で街の外に出てる…
       ってことはないと思う。」
と推測を述べます。
ユタ   :「そうそう関係あるかどうかわからないけど、気になる話があったぞ。」
ユタは子供が凶暴化してる件と、密輸船?の噂も話します。
ヴォルペネロは、正直に話すといろいろ拙そうなので、こう言いました。
ヴォル  :「コレといった確実な情報は無かったなぁ〜
       …悪い事してるヤツは相変わらずだろうし、
       目立った噂もなかったしぃ
       …でも、ケッコウ大きい事件じゃん?
       それが噂も聞かないってなると、
       後ろにはか〜なりデカイ組織が関わってるんじゃないのぉ?(苦笑)
       あと、これはフキンシンな言い方だけど
       子供って体力無いから”交換”が多いらしくて、
       そのせいで仕入れが増えるって…事で、儲かる商売らしいね。
       奴隷とか売り買いしてる世界じゃ当たり前の事っぽいね〜
       って訳で、俺が仕入れたのは豆知識だけでした(笑)。」
ゴダールの名前は確実ではないため、ヴォルペネロの胸の内に留めて置くことにしました。
クレイ  :「…!!?
       体力無いから”交換”が多い…!?儲かる商売!?
       …子供達をなんだと思ってるんだ!
       …失礼。ヴォルペネロさんに憤っているわけではありません。
       ですが、このような非道がまかり通っているとは!」
クレイは人身売買の実態を垣間見、怒っています。
ヴォル  :「クレイ君、コレ、マジになると君独りの手に負えないどころか、
       誰か大切な人まで巻き込む事になるよ。
       さっき俺が言ったっしょ?
       ここまで表にでないなら後ろにデカイ組織があるんじゃないかって…
       ……まぁ、俺がこんな事言うのもナンだけどさ
       …焦らずに行こうよ?(苦笑)
       マズは情報、それから行動ってね♪」
クレイ  :「…えぇ、ヴォルペネロさんの言うとおりですね。
       相手が巨悪なればこそ、慎重にいかねば!」
アズマ  :「俺は大したネタは無し。
        取りあえずイーストエンドジャーナルの臨時特派員になったから
        ネタが入れば連絡がある予定。」
アズマの報告が終わると、リズリサが頭を掻いて告げます。
リズリサ :「いやー、聞き込みに入った酒場で
       ワケも無く絡んできた酔っ払いを退けようと軽く押したら
       ソイツが盛大に転んでねー。
       それが他の客のテーブルをめちゃくちゃにして、
       怒ったその客が投げた酒瓶がボクに当たらず別の客に当たってそれが―…
       という感じで、酒場全体を巻き込んで
       それはもう大変なコトになってしまって、
       結局後片付けの手伝いとかで聞き込みどころじゃ無かったのだよー。
       ボクだけ手ぶらでホント申し訳ないー…。」
クレイ  :「私も大した情報を仕入れてはいません。
       やはり皆さんはすごいですね。
       では、今夜は休みますか?
       それとも、もう少し動きますか?」
ヴォル  :「もちょっと色々調べたいな〜♪
       これからの時間って、そういうウラの世界の時間でしょ?(笑)
       人身売買っていえば、オヤクソクの…ねっ★(ウィンク)」
リズリサ:「(頭痛そうに皺を寄せた眉間に指を当てて)
      …人身売買の話とか、堂々とボクやクレイの前で話さないでくれたまえよー。
      まあ、もう少し調査に行きたいというのは同感だー。
      ファリスの孤児院には、まだ誰も話を聞きに行っていないのだったよね?
      事件現場なのだし、もしかしたらまた何か起こるかも知れないから
      話を聞くついでに一晩泊まらせてもらって、夜の見回りをしてみたいと
      ボクは思っているのだけれどー。
      …正直、あまり行きたくなくて昼も二の足踏んでたのだがねー…」
リズリサは何故か深く溜息をつきます。
クレイ  :「リズリサさん、何か?」
クレイは溜息の理由を問います。
,,,,no 01/30(水) 00:19:33,GM−煙,,■1日目21時 アムネリアスin路地裏(港湾地区),
アムネリアスは大人っぽい服に着替えると、
青山羊亭で仕入れた大きなパンをいくつかバスケットにつっこみ、
“あらあら人通りの少ない場所に迷い込んでしまいましたわわたくし”
みたいな顔をして路地裏に入りました。
しばらく進むと、辺りに気配がします。
そして目の前に薄汚れた少年が一人、立っていました。
少年   :「お姉ちゃん、どうしたの?
       道に迷ったなら、案内してあげよっか?
       …素直に出すもん出してくれたらだけど。」
少年が指を鳴らすと、あちこちから子供達が顔を出し、
スリングでアムネリアスに狙いを定めます。
少年   :「どうしたの、お姉ちゃん?
       怖くて声も出ない?
       …有り金とそのバスケット置いてってくれりゃ、
       怪我しないぜ?」
少年はそう言ってナイフを手に近づき、
次の瞬間、アムネリアスに組み伏されます。
アム   :「動くな。あんたらのリーダーが怪我するよ。」
子供達に動揺が走ります。
少年   :「くっそ!なんだよ!
       おのぼり姉ちゃんじゃねえのかよ!」
アム   :「騙して悪かったけどさ、場合が場合だったし、許してくれないかな。
       つーか、お互い様だろ?
       あたしは情報が欲しいんだ。
       だから、このパンで情報を買う。そっちは情報を売る。
       等価交換ってことで、どうだい?」
少年   :「なんの情報さ!?」
アム   :「子供誘拐事件。」
少年   :「!!」
アム   :「あたしは孤児院で起こった誘拐事件の捜査をしてる冒険者でね。
       似たような事件があちこちであるんじゃないかってふんだんだけど。
       どう?」
少年   :「…ハナシ聞きたいなら、放せよ!」
アム   :「おっと、失礼。」
アムネリアスが手を放すと、少年は肩をさすりながら起き上がりました。
少年   :「…パン。」
アムネリアスがパンを一つ渡す。
アム   :「前払い分な。」
少年はアムネリアスからパンをひったくると話し始めます。
少年   :「うちの連中も何人かやられた。
       大人どもだ。
       数人で追い掛け回して、ちっちゃい連中を攫っていきやがった。
       地の利にやたら長けてたし、網とかも持ってたし、
       やけに計画的だったぜ。
       ものすごく強い奴らで、まるで歯が立たなかった。
       着てた服とか武器とかは粗末だったから、
       金持ってる盗賊団じゃねぇとは思うけど…。
       あれから、俺ら自衛するようにしたんだ。」
アム   :「前から、たまに人狩りとかあった?」
少年   :「いや。あんなの初めてだ。
       俺は蹴りとばされたけど、
       奴ら『大きすぎる』って放置していった。」
アム   :「どんな連中だった?」
少年   :「俺、絵とか描けねぇからよ。
       6〜10人くらいいたんじゃねぇかな。
       カトラスとか手に持ってた。
       一人、えらいマッチョな奴がいて、こいつは素手だった。
       でも蹴りが速くて全然見えなかった。」
アム   :「どっからきたか、わかる?」
少年   :「わかんねぇよ。いきなり襲われたんだ。」
アム   :「そっか…。
       約束の報酬だ。」
アムネリアスがバスケットごと差し出します。
少年は素早くバスケットをつかむと、仲間に合図して路地裏の暗がりに駆け込みました。
子供達もいつの間にか姿を消しています。
アム   :「…たいした逃げ足だ。」
アムネリアスは思わず呟きました。
,,,,no 01/30(水) 00:20:03,GM−煙,,リズリサPLさま、おかえりー,
夜の大走査線ですね
 
>>ユタPLさま
 >その水路を行き来していた怪しい船が、どのあたりで目撃されたのか聞いてみます。
 >あと、もしも目撃者が誰なのかわかるなら、参考までにそれも。
 はい。それらを聞くことができたとします。ドコソコでタレカレさんが見たということで。


>>ALL PLさま
 夕食&情報交換は1時間として、現時刻20:00、青山羊亭とします。
 れいによって行きたい場所と聞きたい内容を提示して冒険者レベル+知力ボーナスを基準値に判定を行ってください。

 今、ユタPLさんから提案があったのは
 ・常闇花街の怪しいお店で聞き込み

 ・ニンゲン市場でゴダールについて調べてみる

 ・港湾地区の路地裏で路上生活者に聞き込み

 ・ファリス系孤児院の方に行ってみる

 ・水路の張り込み

 ・自警団or目撃者に話を聞きにいく

 で、アムネリアスが港湾地区の路地裏に向かいました。
 ヴォルペネロが上記の悪いところ(常闇花街orニンゲン市場?)
 リズリサがファリス系孤児院で場合によっては泊り込み徹夜?
 ってとこですかね?
,,,,no 01/31(木) 10:48:18,アムネリアス,,所見メモ,
■路地裏(港湾地区)

 ・とても計画的。地の利にも長けていた。
   →地元民?
 ・服、装備は粗末
   →貧困層?
 ・さらう基準は年齢ではなく、身体の小ささ
   →マーファ神殿でも同傾向だった
 ・犯行グループは6〜10人。カトラス装備。うち一人は筋肉質な格闘家。
   →カトラスといえば船乗りの定番アイテム。


(所見)
 これまでの情報と合わせて、疑わしい筋書きは。

 ・犯行グループは、6〜10人からなる、ザイン地元の船乗りである。
 (うち一人はマッチョ格闘家)
 “人買い”ゴダールに売りつけて収入を得るための犯行と思われる。

 ・“人買い”ゴダールの手下という線もあるが、可能性はやや低いと見ている。
  理由は、装備が粗末だった為。
  ただ、手下ではない船乗りだとしても、これまでの儲けで装備を良くできてるハズじゃないか?
  という視点もあるし、複合形態も考えられるので、結局はPLの直感というのが実情。

 ・誘拐基準である身体の小ささの理由は不明。


(今後の行動について)

 ・港湾地区での聞き込みが吉か?
  「マッチョ格闘家」「最近羽振りが良い」「夜に繰り出す」あたりがキーワード?

 ・ヒットしそうな港湾地区の場所

  ○ 飲食店系では「東紅飯店」。次点で「ベリーニ・イン」「Cafe・de・Porto」。
    貧困層でも出入りしそうだったので、「東紅飯店」が最有力候補に。
   「三匹の狼亭」はデート向け店舗ということで、ちょっと違うかなと。

  ○ 格闘家といえば「ファイトクラブ」。
    ただ、似たり寄ったりな人種が集いそうなので、かえって対象を絞りにくいかも?

  ○ 盗賊ギルド
    定番ですから(笑)。
,,,,no 01/31(木) 10:58:41,アムネリアス,,あ、そうそう,
 情報収集終わってからのことを言ってませんでしたね。

 夜の情報収集を終えてから青山羊亭に帰ってきます。
 えーと、20時に青山羊亭を発って、21時から24時まで裏路地だから、25時には青山羊亭に
帰ってきます。
 取りたてて隠すとこないので、得られた情報と所見はそのまま伝えるということで。

 情報交換で26時くらいまでかかるだろうけど、ねむそう(笑)。
 朝起きれるかな〜?
,,,,no 01/31(木) 20:26:12,ユタ,,時間がネックなんだよな。,
>>行動
孤児院と迷いましたが、そちらはリズさんにお任せすることにして、
ユタは密輸船?の目撃者の所に行きます。
でも、夜に押しかけるわけだからなぁ…。
手ぶらだとさすがに悪い気がするので、
青山羊亭かその近くで適当なお酒でも買っていきます。
渡しても効果がなさそうなら出しませんが。
相手はサバタが知ってたくらいだから、港湾地区周辺の労働者かな?
なら、ユタも割とくだけた態度ですね。
出稼ぎってこととか、自分の素性は明かしますが、
事件について聞かれたらあまり具体的な話はしません。
鷹は連れてます。目立つかな…。

質問の要点は以下。
・船を見た場所、日にち、時間。出来るだけ正確なことが知りたいです。
・船の規模とか、様子とかを覚えているだけ。

無事聞き込みが終わったら、青山羊亭に戻ります。

基準値:4
,,,-:-&2-4:,ok 02/02(土) 22:08:33,リズリサ,,では、ファリスの孤児院へゴー,
クレイ  :「リズリサさん、何か?」
クレイは溜息の理由を問います。

リズリサ :「別に、何でもないよー。
       …孤児の相手をするのが少々ニガテというだけさー。」
薄く笑って、なんとなく“らしく”ない事を言ってそのまま話を切ります。

リズリサ :「じゃあ、ボク行って来るよー。
       だいたい皆が揃う時刻までにボクが帰らないようなら、
       報告は待たずに寝てしまってくれたまえー。
       その場合は、また明日に結果を報告するからー。」



≫夜行動
では、前言通りリズはファリス系孤児院へ行きます。
とりあえず剣(と兜)は青山羊亭に置いて、
革鎧の上に重ね着して一見鎧着てるようには見えないようにしておきます。

リズリサ :「夜分にいきなりお訪ねして申し訳ないー。
       ボクはリズリサ・クインクラシコ。
       聖騎士クレイの知人で、同じくファリスの声を聞く神官だよー。
       先日ここやマーファの孤児院の子供達が大勢攫われたと彼から聞いてねー、
       犯人を探して子供達を助けるべく調べているところなのだけど、
       件の事件が起こってから、さらに何か変わったコトや
       判明したコトとかは無いかいー?」


一応聞く事は、確認としてアムさんがマーファ神殿で聞いてたのと同じく、
・誘拐された子供達の共通事項
・誘拐された際の孤児院の警備状況
・この孤児院の現状やスタッフ(大人)の評価などを孤児達に聞いてみる

あと、別に深い意味無いですけど孤児達の消灯(就寝)時刻まで時間あるようなら
子供達と仲良くしておきたいです(笑


それと、孤児院に泊り込むかどうかですが、
前回子供達が誘拐された部屋に加えて、窓が付いててそこが路地、
特に水路に面してるような部屋があり、尚且つその部屋にまだ小さい子供が居る場合
泊り込みさせてもらえるようなんとかお願いして、見回りを行います。
もちろん、見回りは条件に当てはまる部屋辺りを重点的に。
(もし条件に当てはまる部屋が一部屋で、その部屋の子供達と一緒に
 泊めてもらえるようならその部屋で待機、二部屋以上あるなら見回りの方向で)

小さい子供がもうそんなに居ないか、誘拐が起こった部屋をもう使ってなくて
それ以外に路地・水路に面する窓付きの部屋が無いようなら一通り話を聞いた後、そのまま青亭に帰ります。
最後にダイスロール、基準値は6。
,,,-:-&4-2:,ok 02/03(日) 22:31:37,GM−煙,,■1日目21時 ユタinタレカレさん家(港湾地区),
ユタはサバタに教えられたタレカレの家を訪ねることにしました。
タレカレの家は港湾地区でも湖近くの水路の側にありました。
掘っ立て小屋といってもよい外観です。
ユタは扉をノックします。
タレカレ :「…んぁ〜い?」
家の中から野太いダミ声が聞こえ、
ぼさぼさ髪、無精髭、薄汚れた下着を身に着けた中年の男が、
パンツに手を突っ込んだまま扉を開けます。
タレカレ :「…あんた誰?」
タレカレは不審そうな目をユタに向けました。
ユタ   :「あぁ、おれは冒険者のユタなんだけど、
       あんたが見た不審船について聞きたいんだ。
       ちょっといいかな?」
そう言ってユタは懐から、青山羊亭で仕入れた酒の瓶を見せます。
面倒くさそうなタレカレの目が変わりました。
タレカレ :「なんだ、気前がいいなぁ、オイ。
       いいぜ、はいんなよ。」
タレカレはユタを家の中に招き入れます。
タレカレの家の中は、狭く、散らかり放題で足の踏み場もないほどでした。
タレカレは足でそこらの物をどかすと、ユタに席を勧めます。
ユタ   :「それじゃぁ…」
タレカレ :「まてまて、まずはこれを飲もうぜ。」
ユタの問いかけを制して、酒を要求するタレカレ。
少し経つ頃には、立派な酒宴の席になっていました。
タレカレ :「ぁれ?おまぇ、なまってんなぁ?」
ユタ   :「んぁあ、実は山のほうから出稼ぎに来てさぁ」
タレカレ :「お前もかぁ。俺も都会ならいい仕事があるって出てきたんだが、
       現実は厳しいよなぁ…」
と、タレカレは酒をちびちび。
ユタ   :「で、いつごろ、その不審船を見たんだ?」
タレカレ :「えっと、いつだっけなぁ?
       前の現場が一区切りついて、飲みに行った帰りだから…
       一週間くらい前かぁ?」
ユタ   :「何時ごろだった?」
タレカレ :「…詳しくは覚えちゃいないが、明け方まではいってないなぁ。
       まだ日が上がりきってなかったからな。
       家帰る途中、ちょっち気持ち悪くなって、水路でリバースしててさぁ。
       そん時、灯りもつけずにはしってる船を見たんだ。
       筏みたいな、ちゃちい造りの船が2、3隻、すーってあっちのほうにな。
       すぐに見えなくなっちまったし、俺も酔ってたから、自信はないんだが…。
       あんな暗闇の中で筏をこぐなんて変なのっていうので覚えてた。」
ユタ   :「どっちにいったかわかるか?」
タレカレ :「うーん、見たのは河口付近だったからなぁ。
       あの先には湖しかねぇと思うんだが…。
       何?何の事件追ってんだ?」
ユタ   :「ちょっとな。」
タレカレ :「なんだよぉ、教えろよぉ。」
ユタ   :「実は俺も知らないんだ。
       ただ、不審船の話を聞いて来いってな。」
タレカレ :「誰にだよぉ?」
ユタ   :「言ってもわかんないだろ?」
ユタはタレカレの追求を適当にかわして、タレカレを酔いつぶしました。
,,,,no 02/03(日) 22:32:09,GM−煙,,■1日目21時 リズリサinファリス系孤児院(旧市街区),
ファリス系である聖トリニアン孤児院は、旧市街区の裏通りにひっそりと佇んでいます。
歴史を感じさせる建物ですが、資金が苦しいのか、あちこち老朽化が進んでいます。
孤児院の裏には運河が流れ、水のせせらぎが聞こえてきます。
リズリサは、教会を見上げて溜息をつくと、門をノックしました。
ちなみにリズリサは、剣と兜は青山羊亭に置いてきて、
革鎧の上に重ね着して一見鎧着てるようには見えないような格好をしていました。
やがて門が開き一人のシスターが顔を出します。
メリッサ :「当教会に何か御用でしょうか?」
リズリサ :「夜分にいきなりお訪ねして申し訳ないー。
       ボクはリズリサ・クインクラシコ。
       聖騎士クレイの知人で、同じくファリスの声を聞く神官だよー。
       先日ここやマーファの孤児院の子供達が大勢攫われたと彼から聞いてねー、
       犯人を探して子供達を助けるべく調べているところなのだけど、
       件の事件が起こってから、さらに何か変わったコトや
       判明したコトとかは無いかいー?」
メリッサ :「あぁ、クレイさんの…。
       どうぞお入りください。」
シスターはメリッサと名乗りました。
子供達はもう就寝時間で寝ていましたが、
リズリサが聞いた話はアムネリアスが昼間マーファ神殿で聞いた話と似たり寄ったりでした。
曰く、年少組が根こそぎ攫われた。
曰く、警備などというものは存在しない。
曰く、その日は眠りこけていて、朝まで気づかなかった。
曰く、子供が多くて管理が行き届かなかった。
曰く、子供部屋は水路に面している。
曰く、子供達の何人かは逃亡するが、今回はその予兆もなく、持ち物も消えていない。

リズリサ :「今は年少組はいないのですね?」
メリッサ :「えぇ。静かにはなりましたが、
       それがこんなに辛いなんて…。」
,,,,no