最初に。 これは、煙屋のキャラ、ノワールが参加した、GM−Tubさんのシナリオ 『デコイ』のプレイヤーの立場で編集したリプレイです。 つじつまあわせや読みやすさのため、順序の入れ替えや発言の削除や追記など行っております。 文責はすべて煙屋が負いますので、そのようにお願いします。 ■依頼人登場する 逆立ち青山羊亭に一人の男が入ってきます。 口元に人の良さそうな笑みを浮かべた人間です。 男はオルワインさんと二言三言言葉を交わすと、 逆立ち青山羊亭の伝言版に紙を貼り付けます。 -------------------------------------------------------------------------------- 依頼内容:護衛 募集人数:5〜6人 募集条件:冒険者レベル2〜3(1人くらいならレベル1が混じってもOK) 報酬:前金400+成功報酬600 詳細は交渉用テーブル1にて。 -------------------------------------------------------------------------------- 男は店内を見渡し、その場にいる冒険者達を見やりました。 アシモフ :「今回は、仕事を依頼させて欲しい。        興味があるようだったら、是非話を聞きに来て欲しいんだが・・・        よろしく頼むよ」 そう言って交渉用テーブル1へ歩いていきます。 ■第一の冒険者 勢いよく青山羊亭のドアが開け放たれ、元気のいいグラスランナーの少女が飛び込んできます。 茶色のショートカットの、道着を着た少女です。 サーヴィア:「ただいま?・・ありゃ 依頼人さん? どうしよう店に戻りたいけど・・        報酬高いねぇ! 行っちゃう!!」 サーヴィアは交渉テーブル1に走っていきました。 ■第二の冒険者 奥のテーブルから銀髪を後ろでまとめ、きっちりとしたスーツを着て眼鏡をかけた女性がやってきます。 ロコ   :「仕事か・・・なんか危険な臭いがするけど・・・大丈夫かな・・・」 ロコは交渉テーブル1に歩いていきます。 ■第三の冒険者 青山羊亭の扉が開き、 冒険者の宿には似つかわしくない黒髪の少女が入ってきます。 防御効果のあまりなさそうなゆったりとした (一部レースの入った)服(クロースアーマー) を身に付け、一見武器も何一つ身につけていない少女は、 きょろきょろと店内を見渡すと、とことことカウンターに近寄っていきました。 ノワール :軽くしゃがんで一礼して、       「はじめまして。        わたし、ノワールといいます。        サーガで聞いた冒険者に憧れて村からでてきました。        しばらく、こちらでご厄介になってよろしいかしら?」       そう、店のバーテンダーに挨拶すると、くるりとターンして       店内に向き直り、居合わせた冒険者達に笑顔をふりまきます。       「はじめまして。        わたし、ノワールといいます。        ふつつかものですがよろしくおねがいしますね。        …あら、この言い方、少し違ったかしら?」       微妙にずれた発言をし続ける少女は、       店内に張ってあった依頼の張り紙を見つけました。       「あら、さっそくお仕事があるようですわ♪        案ずるより生むが易しとも言いますし、        何事も挑戦ですわね。        私も受けてみようかしら。」 そう呟いて、少女は小走りに交渉テーブル1に移動します。 ■第四、第五の冒険者 カウンターでは二人の男が話しこんでいました。 一人は左目をはじめとして身体中至るところを、包帯でぐるぐる巻きにした少年。 もう一人は、白衣を身に付け、眼鏡をかけた青年です。 みようによっては患者と医者といった感じのこのコンビ。 包帯少年の名をトール。白衣青年の名をレイブンといいます。 トール  :「仕事か・・・一応行ってみるか・・・」 レイブン :「じゃあ、そろそろ、ボクも動こうか。」       レイブンは張り紙を覗きます。       「ちょうどいいな。どこかの誰を殺れよりよっぽどマシだね        ボクはこの任務を聞いてみるか。」 二人は交渉テーブル1のほうに移動します。 ■最後の冒険者 青山羊亭の入り口に現れたのはマントを羽織り、大剣を背負った青年。 前に来た事があるのか、懐かしそうに店を見渡した後で、 カウンターに向かいます。 エトワール:「お久しぶりです、暫く来ないうちにメンバーが入れ替わったようですね。」       そうバーテンダーに挨拶すると、張り紙に気付きます。       「おや?丁度依頼が来ているようですね。早速話を聞きに行ってきましょう。」 エトワールは交渉テーブル1のほうに歩いていきました。