Let’s Cooking!!

みなさんはおふくろ亭でお弁当を作っています。

従業員は店長の道場八重、その娘の道場ステイシー、そしてみなさんです。

ステイシーは母親譲りの姉御肌な20歳台の女性です。

みなさんは毎日、調理補佐を担当します。

調理関連技能をお持ちの方は味付け等の作業、

お持ちでない方は下準備の作業をしています。

店が開店するとステイシーと紫郎が店頭で販売を始め、

皆さんは八重の指示の元、裏方で注文にしたがって料理を盛り付けます。

一番忙しいのは昼時で、次いで夕方、朝となります。

衛生の問題上、皆さんの武装は調理室には持ち込めず(ファブさんの武器除く)、

調理場に隣接した休憩所に一式が置いてある状態です。

  GM  :ここでみなさんに1週目の調理ロールをお願いします。

       調理関連技能(メイド・コック)をお持ちの方は

       技能レベル+器用度ボーナス+2Dで

       ない方は平目でダイスロールをお願いします。

  更紗PL :(コック2+器用2+出目10=14

  ファブPL :(平目7

  シュリンPL :(平目7

  ロベルタPL:(メイド3+器用2+出目8=13

レニス  :「さて…、最後にまともな火を使った料理をしたことって…

       いつでしたかねぇ。」

と、レニスは腕まくりをしながら呟きます

  レニスPL :(平目7

  ノワールPL :鉈で肉でも切り分けていましょう。(平目7

結城更紗 :「あ、あの・・・。こ、これ使ってください。」

鉈で肉を切り分けるノワールを見て、

更紗はぎこちない動作で、横に置いてあった包丁を渡します。(^^

ノワール :「あら?ありがとうございます♪

       そうですわよね。人様にだすお料理ですもの。

       ちゃんとした道具をつかわないとダメですわよね。

       きっと、プロの方がお料理がお上手なのは、

       ちゃんとした道具をつかってるからですわ!」

などとほざいたノワールは喜んで包丁を受け取り、ダンッダンッ!と

大胆に肉を切り分けます。…道具のせいじゃなさそうです。

  ノワールPL :技術と大雑把な性格のせいですね(笑)

結城更紗 :「あらっ?・・・。(汗)」

  更紗PL :更紗は道具のせいでないことに気付きました。(^^

ファデット:「ねむい・・・。夜型人間が朝から仕事だぜ。今更気付くのも何だが、

       弁当作りって朝なのな・・・。オレ普段はこの時間寝てるぜ?」

  ファブPL :と、愛用の(洗浄済み)フライパンに油を引くファブ君です。

       ちなみに、衛生上マスクも着用しています。

       最初、ハンカチを△に折って口を覆った所、

       『テロリスト』っぽくなってしまったのでやめました。

  更紗PL :ああっ、エプロン買うの忘れてました。(^^;

       しょうがないので、手持ちの暖色系チェックの布を帽子型になるよう結んで頭に被り、

       髪の毛が落ちないようにだけしておきます。

ファデット:「ふむ・・・こんな感じなんだな。」

  ファブPL :洗う前の鍋に残っているソースを必ず舐めに来るのもファブ君。 

       料理人の味を盗むというのは基本といえば基本なんですが・・

結城更紗 :「ファブさん、これ八重さんのソースと、同じような味になってますか?」

更紗は、ソースができあがり顔を上げると、味見しているファブさんと目が合い言います。

どうやら舐め比べてもらいたいようです。(^^

ファデット:「さっきよりいい感じだ。ちょっと甘みが足りねぇ気がするな。」

結城更紗 :「何か足りないと思ったんですけど、甘味だったんですね・・・。」

ファデット:「オレとしてはさっきのでも良かったんだけどな。

       そこが弁当屋の難しい所だな。」

 

 

■お待ちかねのいやがらせ

皆さんがおふくろ亭で働き始めて間もなくのある日。

ステイシーが不安そうな顔で厨房に入ってきます。

ステイシー:「みんな、何か変な客が来てるのよ。

       いま、紫郎が応対してるんだけど・・・」

みなさんが厨房から店先をのぞいてみると、

大柄な男が3名ほど、店頭に陣取っています。

彼らは注文するでもなく、腕を組んでにやにやと笑っています。

紫郎   :「あのー・・・ご注文はお決まりでしょうか?」

A   :「まだ決まってないんだ。そう急かすなよ」

紫郎   :「ずいぶんお時間経ちましたし、そろそろお昼時で込むもんで、

       よかったらメニューをお渡ししますので

       ベンチにでも座ってお考えになるってのはどうでしょう?

       決まったら優先的にお持ちしますから」

B   :「いや。ここでいい。他の客より俺達を優先するんだろ?」

などというやり取りが交わされています。

紫郎がワッキーワグの盗賊同士の使う暗号(指文字)で指示を出しています。

『男、3名、穏便に排除せよ。尋問すべし』

  GM  :早速嫌がらせの登場です。スマートに処理しましょう。

       まずは男たち捕まえましょう。何か知っているかもしれませんし。

       一般客が来るまでに排除して尋問しましょう。

       というわけで、戦闘です。

       尚、紫郎が接客して時間を稼いでいる間に、

       みなさんは完全武装しているものとします。

       男たちは紫郎の困った姿を楽しんでいるようで、

       皆さんには気付いていません。

       

       大まかな位置はこんな感じです。

 

            ABC

        口口口口---口口口口口

        |    紫郎    

        |          |

        |--------~~|

        |    みなさん

        |

        |          |

 

       口:壁

       -:カウンター、または壁

       |:壁

       ~:のれん

 

       A:嫌がらせA

       B:嫌がらせB

       C:嫌がらせC

 

 

       敏捷|PC名  |生命力|精神力|1ゾロ|備考|行動

       21 |ファデット|21211515|   |  |

       20 |シュリンプ|14142828|   |  |

       20 |結城 更紗|19191818|   |  |

       18 |ノワール |16161414|   |  |

       18 |ロベルタ |12122020|   |  |

       18 |レニス  |11111414|   |  |

       18 |神崎 紫郎|21211919|   |  |接客中

 

       13 |男A   |紫郎に嫌がらせ

       11 |男B   |紫郎に嫌がらせ

       10 |男C   |紫郎に嫌がらせ

 

シュリンプ:「早速、ご登場かぁ♪よっぽど暇なんだね♪」

ロベルタ :「早速ですか。問題なく終わると良いのですが・・・。」

ファデット:「お? ついに来たか?で…(覗いてみる)ふん。デカブツが三名様っと。

       あいつらがあそこにいたら邪魔だよな・・・

       どうせ買う気なんかねぇんだろ・・。」

シュリンプ:「うんうん、あんなのがいたら他のお客さんが来た時困るよねぇ~♪」

  議論の結果、「女性キャラをおとりに使って誘い込み」失敗した場合「コンフュージョン」

  さらに万が一、男達が逃げ出すのに備えて追跡班を用意して待機。となりました。

みなさんが来るまで、紫郎は一人、奮戦しています。

ファデット:「大変だな(ボソ)もうちょっとだぞ?」

  ファブPL :準備と言っても・・・。腰にぶら下げた『ホットチリペッパー』

       (唐辛子に火が着いているイラストのついた瓶)

       と、フライパンくらいなものでしょう。

ファデットは自らの準備をしながら追跡班の仲間に声をかけます。

ファデット:「・・用意はいいか?」

レニス  :「いつでも、いいですよ…」

レニスはチェインメイルにブロードソードを身にまとい答えます。

ファデットは頷くと接客班にも声をかけます。

ファデット:「たのんだぞ?とにかく上手く店前からどかせてみろ?

       ダメだったら合図頼むな?」

ノワール :「わかりました。

       合図は髪をいじくる、背中で親指を立てる、つま先で床を3回蹴るの

       いずれかにしますわ。

       そのときで、どの合図を不自然なく使えるかわかりませんもの。」

ノワールはエプロンを引っつかみます。

結城更紗 :「では、ノワールさんが、どうしても合図を送れない時は、

       私が代わりにするようにしておきましょう。」

更紗もノワールと同じように、あまったエプロンを着けて、ついて行きます。

ファデット:「オレ的には、2番目のヤツ希望()。ま、どれが出るか楽しみにしてるぞ?」

レニスがファデットと一緒に移動しようとしているのを見たノワールは、レニスに声をかけます。

ノワール :「レニスさんも、ファデットさんと一緒に待機してくださるんですか?

       それなら、サインも分けときませんとね。

       ファデットさんが髪に触る、親指を立てる、

       つま先で床を3回蹴るですから

       レニスさんは頬を掻く、人差し指を立てる、

       かかとで床を3回蹴るにしますわ。

       二人ともに出て欲しいときは、両方の組み合わせで、

       レニスさんには、私が小指を立てたら、

       後に続いて誘導先の店の裏に来てもらえます?

       そこで始末しちゃわないといけないと思いますの。」

それだけ言って、店に出て行くノワールと更紗。

シュリンプ:「行ってらっしゃい♪ 気をつけてね♪」

他の皆も、各自の持ち場に移動します。

 

○店の前(接客班)

ノワールはエプロンを着ると、更紗と一緒に紫郎のもとへ駆けつけます。

ノワール :「紫郎さん、いかがされました?」

紫郎   :「おお、いいトコに来てくれた!

       お客さん、何頼むか迷ってるみたいなんだよ~。

       いっちょ、相談に乗って差し上げて」

ノワール :上目遣いで、

      「お客様?なにかもめていらっしゃるようですが

       私たちのほうに何か不手際がございましたでしょうか?

       なんでしたらお話しを伺いますわ。」

  ノワールPL :ちなみに外見からはとても暴力娘にはみえないはず(笑)

男A   :「ん~?なんでもないよ~

       何頼もうか迷ってるのさ。

       さ~て、どれもうまそうだな~」

とか言ってますが、眺めてるだけで頼む様子はありません。

他の男も同様です。

 

○店の前が見える物陰(潜伏班)

ファデット:「ったくよぉ。あいつらの台詞がわざとらしいんだよな・・。

       どれもうまそうだったら、何かひとつ・・。そうだな、

       キャンペーン中のお弁当なんか勧めるんだよな・・。」

レニス  :「それでも…、あの人たちは断わるんでしょうけどねぇ…。

       多分、それがあの人たちの目的でしょうし…。」

レニスは彼らの一挙手一投足に目を向けながら答えます。

  レニスPL :いつでも、飛び出せますよ。

 

○店と外を見張れる物陰(追跡班)

シュリンプ:「(男たちを見ながら)さーて、どうでるのかなぁ?」

  シュリンPL :何時でも追跡できるように準備万端です。

 

○店の前

ノワール :「あのぉ…。お決まりにならないまま、ここにおられますと

       他のお客様のご迷惑になってしまうんですけどぉ。」

      と涙目。

男A   :「俺達だって客だぜ~」

ノワール :「よろしかったら、別室でわたし達が一緒に考えますので、

       こちらでお考えいただけませんか?」

      さりげに腕を後ろに組んで可愛らしさを強調&

      胸をアピールなどしてみつつ(笑)

  ノワールPL :ひそかに、ファデットさんへのサインの準備だったり

男A   :「う~ん、どーしようかなぁ~」

結城更紗 :「お、お茶も・・お出ししますから・・・お願いします・・・。」

更紗はノワールの右側の一歩後ろで、ブリッ子ポーズ(口の前で両手をグーにする格好)

をしながら、困った顔をし目をウルウルさせ、上目使いで男達をチラリチラリと見ながら、

極力可愛らしい声で言ってみます。

男A   :「うーん・・・よし!お前ら!後はしっかりな!

       じゃ、俺だけいただこうか」

男Aだけお誘いにのるようです。

 

○店の前が見える物陰

ファデット:「ま~な。ただ3人いるから全員そうとは限らん・・・

       ホラ。イージーライダーっているだろ?

       オレはラクするからあとは任せたぞ ってやつ。

       ・・・お! さっそく一人脱落だ。ああいうやつだ。

       『俺だけいただこうか』か。勝手なヤツだな?

       リーダーとみていいのかな?」

 

○店の前→店の裏庭(人目のつかない場所)

結城更紗 :「は、はいっ・・・。では、こちらの方へ・・・。」

更紗はぶりっ子ポーズのまま、男Aに向かってパッと咲くような笑顔で頷くと、

男Aを案内します。ノワールも残った男二人は無視して、一緒に案内します。

ついでに、ファデットに親指を立てて見せます。

ノワール :(2人だから、確実にしとめて!)

などと願いながら。

  ノワールPL :レニスさんにはまだサインは出しません。

       呪文に失敗した時に必要だし、まだ二人も残ってますから。

       たぶん、ファデットさんのほうが敏捷力が高いので、最初のラウンド失敗しても、

       相手が反応して行動できる次ラウンド前に、もう一度かけるチャンスがあると思います。

       (最初のラウンドは男達はファデットさんを認識していないから、

        当然行動宣言の対象になっていないはず。

        次ラウンドはファデットさんに何か仕掛けることも考えられますが、

        その前にファデットさんが行動できるかなぁと)

 

○店の前

男B   :「・・・アニキ、行っちゃったよ」

男C   :「・・・どうする?」

男B   :「どうするったって、報酬のためだ。居座るしかないだろう」

などとぽそぽそと話しています。

いまだ、カウンターの前からは動かずです。

 

○店の前が見える物陰

ファデット:(ボスがいるっぽいな。)

ファデットは、彼らの話を耳をダンボにしながら聞きつつ、ノワールのサインに応じて

精霊に話しかけます。

ファデット:「レプラコーンよ。力を貸してくれ。あいつらの頭ん中をちこっとかき回せ

  ファブPL :合図が出たのでコンフュージョンをかけましょう。

       残っている男BとCですね。精神点20→16

       1ラウンド目ですので 行動を遅らせてる扱いになりますね。(魔力6+出目3=9

 

○店の裏庭

二人は男Aを店の裏手の入り口に誘導して店の中へ入ります。

ノワール :「こちらの席におかけになってください。」

ノワールは男Aに長テーブル前に3つ並べられた椅子の一つを勧めると、

長テーブルの上に白いテーブルクロスをかけます。

結城更紗 :「少々お待ちください・・・。

       お茶とメニューを御用意しますね・・・。(笑顔)」

と男に微笑んだ後、ノワールに。

結城更紗 :「ノワールさん、私、お茶とメニューを取ってきますので、

       お客様のお相手、宜しくお願いしますね・・・。」

更紗はそう言い残すと、タタッと走って厨房の方へ向かいます。

ノワール :「わかりました。ついでに表でお待ちのお客様に

       もう一度お声をかけてきていただけません?」

ノワールは目配せ一つ。

  ノワールPL :更紗さんが表に戻る頃には、B,Cはコンフュージョンでぼけーとしてるころでしょう。

結城更紗 :「はいっ。(笑顔)では、もう一度誘ってきますね。」

更紗は走って厨房に向かう途中にクルリと振り返りながら、ノワールに言うと店内に入っていきます。

男A   :「(更紗さんが店内へ)おいおい。行っちゃうのかよ~。

       (ノワールさんに)嬢ちゃん、彼女、彼氏いるの?」

男は更紗のことをノワールにしつこく聞いています。

特に警戒した様子はありません。

ノワール :「わたしの聞いたところではいないはずですわ。

       『最近、一人寝がさびしい』とか言ってましたもの。

       彼女って甘えれる相手が好きらしくて、

       ちょっと年上好みなんですの。

       それから、男らしくって正々堂々としている方が好みなんですわ。

       男は黙って行動で示すってタイプがたまらないらしくって、

       たとえば部下がどじったときなんかに、

       ぐだぐだいやみを言うような方がいるじゃありませんか。

       そんなのはダメみたい。

       黙って、拳骨一発。そのかわり、その後は何も言わない。

       そんな、ちょっと昔かたぎの男性が大好きなんですって。

       でも、最近そんな方いませんものねぇ。」

ノワールは適当にないことないこと吹き込みます。

  更紗PL :更紗がもし聞いていたら『最近、一人寝がさびしい』に反応して

       「そ、そんなこと・・ありませんっ!・・・。(赤面)」

       と言いそうです。(^^;

男A   :「ふぅん・・・そおなんだ~。で、彼女まだかな?」

男は頭の後ろで腕を組んだりして更紗を待ってます。

ノワール :「もうちょっとお待ちくださいね♪」

ノワールはにこにことそう言います。

 

○店の前が見える物陰

  GM  :レベルが高いと出目3でも結構高いですね。

男達は完全に呆けています。

魔法は完全な効果を発揮しています。

ファデット:「・・・あれでかかったのか() 自信なかったんだが・・」

  ノワールPL :あれで抵抗失敗ってことは…男B、Cはどうやら冒険者Lvはないのかな?

  GM  :男B・Cは自分がどうしてここに立っているかわからない状態です。

       どうしましょう?

       大人しく帰ってもらって、男Aを締め上げます?

       それとも、ご両人とも裏庭へご招待して3人とも締め上げます?

       それ以外の手段もあると思いますので、

       今週一杯(〆切り:4/22)で男B・Cの処遇を決めていただきたく。

ファデット:「あの二人は退場だな。ついってた男は、女の子に夢中みたいだし。

       あの男がヘタなことを言ったせいで我に返られても困る。

       それに、あいつ(A)がリーダーっぽいからな。」

  ファブPL :ファブとしては一人で十分だと思ってます。

       男二人はそのままにしておけば帰りますよね?

       紫郎さんがそのへんはうまくやってくださると思いますので。

       男二人が帰るようなら尾行してもいいと思います。

       男Aが簡単に口を割るかどうかはわかりませんので。

  ノワールPL :私としても、それでいいと思います。

       というか捕まえても、帰してもどちらでも構わないかな?と思っています。

       シュリンプさんがサインを送れば紫郎さんが帰すなりなんなりすることでしょう。

       男達を帰して、尾行するというのもいいアイデアだと思います。

       ただ、気になることが一つ。

       コンフュの効果は3分間。

       帰る途中で我に返らないかな?

       …ということでファデットさん案に補完する形で、

 

       男達を帰して、シュリンプさん、ロベルタさんに尾行してもらい、

       3分以内にアジトに帰り着くならそれでOK。

       途中で我に返っても、リーダーを拉致され、妙な術をかけられ帰されたと悟った二人が

       アジトに戻り、仲間なり依頼人なりに知らせに行くのなら、尾行続行。

       もし、我に帰った後、店に引き返そうとするなら、二人をのしちゃってください。

       店からは十分離れているし、二人の抵抗のあたりから考えても、

       苦戦しないで倒せると思います。

       男Aはノワールにレニスさん、更紗さん、ファデットさんがいれば、

       おつりがくるでしょう。

  更紗PL :良い感じですね。その案に賛成です。

       一応、更紗としては、どちらの行動(男Aを誘惑しながら(?)尋問&

       男BとCをボスのところへ帰らせて尾行)もとれるように、話をします。

  シュリンPL :賛成です~。

 

○店の前

呆ける男達に、更紗が話しかけます。

結城更紗 :「あ、あの・・・『気が変わった。先に依頼人の所へ帰っとけ。』って、

       お連れの人が言ってましたよ。(笑顔)」

男B   :「・・・え?アニキが?そう、ありがと」

男C   :「・・・だってよ。帰るか」

男B   :「・・・腹減ったし、弁当買ってこうぜ」

などといいながら、男たちは弁当を買って去っていきます。

 

○店と外を見張れる物陰

  シュリンPL :この3人以外に誰もいないか、念のために確認します。(シーフ2+知力2+出目3=7

  GM  :いなさそうですね。では追跡班の方々、尾行で判定をお願いします

       それから潜伏班の方々。脅威は去りましたので、自分も男Aの尋問に参加したい!

       というのであれば、裏庭へ行って尋問してもOKです。

シュリンプ:(あ。動いた♪動いた♪)

帰っていく男達を見ながら、シュリンプはロベルタに目配せします。

シュリンプ:「(小声で)さぁて、行ってみようか♪」

何気ない振りで男達の後を歩き出したシュリンプは一瞬だけ、振り返って

紫郎に視線でアイコンタクトします。

  シュリンPL :ジャグリングナイフ3本と南京玉すだれを隠し持ちたいのですが可能でしょうか?

  GM  :大丈夫です。

  シュリンPL :では尾行判定(シーフ2+敏捷3+出目6=11

 

 

○店の前が見える物陰

ファデット:(結局買ってるんじゃねぇか()

弁当を買って帰る男達に心の中でつっこみをいれつつ、

ファデット:(まだ行かねぇほうがいいだろ。野郎が行ったら警戒されそうだからな。)

と、考えじっとしてます。

  ファブPL :良い雰囲気で何もかも喋ってくれるのが一番いいんですね。

       揉めてきたら行くつもりです。

 

○店の裏庭

  ファブPL :ノワールさんよりは更紗さんのほうが尋問にうまく答えるはずです。

       弁当屋さんに嫌がらせをしたのは何故か、誰の指示か、聞き出してみて下さい。

更紗がメニューとお茶を持って現れます。

結城更紗 :「すみません。お待たせしました・・・。こちらがメニューです。(笑顔)」

更紗はブリッ子モードで男Aにメニューを渡します。

  更紗PL (^^;<更紗って何気に怖い女かも・・・

男A   :「おお(はあと)!サンキュー。

       さぁて・・・何にしようかなぁ・・・

       お姉ちゃん、名前は何ていうの?ここら辺のコじゃないだろ?」

などと、紫郎以上に鼻の下を伸ばしながら

男は、更紗にプライベートな質問をしてきます(笑)。

結城更紗 :「え?名前ですか?・・・サラと呼んでください・・・。

       はい、イーストエンド人集落の北の方に住んでいます。(笑顔)」

  更紗PL :さりげなく(?)誤魔化しています。(^^

結城更紗 :「お客様は(住んでいる所は)この近くなんですか?

       ・・・良く利用されるとか?」

男A   :「まぁ、近所といえば近所かな?」

結城更紗 :「・・・私、今日からこちらで仕事をさせて貰えるようになったんです。

       『おふくろ亭』共々宜しくお願いします・・・。(ペコリ)

男A   :「サラちゅあん、礼儀正しいんだね」

更紗は一瞬、頬をヒクつかせ、ぎこちない笑顔をします。(^^

結城更紗 :「今まで女と言うだけで何処も雇ってくれなくて、

       生活もできなくなってきて悩んでいたんです・・・。(悲しげ)

       でもやっと仕事に就けて私、今幸せなんです。(希望に満ちた笑顔)

       ・・・あっ、ごめんなさい。(汗)

       お客様に話すようなことじゃないですね。(照)

       ・・・今日はお連れの方と、お昼を食べる予定だったんですか?

       ・・・あっ、実は奥様に買ってきてと頼まれたとか?(笑顔)

       だから、悩んでいたんでしょう・・クスクス・・・。」

  更紗PL :臭い芝居ですね。(^^

男A   :「奥様はいないんだよね~。

       連れと食べるって言うか~。よかったらサラちゅあんもどう?一緒に。

       仕事が終わったらいいとこに連れてってあげるよ。」

  GM  :ん~、我ながら言い回しが誘拐犯みたいだ(笑)。

結城更紗 :「えっ?・・・き、今日は予定が入っているので、

       また今度お願いします。(笑顔)」

男A   :「えー。残念だなー。じゃ、明日は?」

  GM  :この男、何気にしつこいですね。

男A   :「サラちゅあんは彼氏とかいるの?」

結城更紗 :「そ、そんな人はいませんっ・・・。(赤面)」

更紗は何故か赤くなります。(^^

ちなみにノワールは二人の様子を、近くでにこにこと見ています。

 

 

○店からどこかへ移動中

男Bと男Cはぶらぶらと弁当を食べる場所を探しています。

シュリンプ達はこっそりと後を追跡しています。

 

 

○店の前

男たちがいなくなって間もなく昼食時間となります。

おふくろ亭には列が出来て紫郎とステイシーが手際よく働いています。

ファデット:「忙しい時間帯突入だ・・・。書き入れ時だな。

       っと。コレを真ん中に並べないと・・」

ファデットは手伝ってたり。

八重   :「こっちは紫郎とステイシーがいるから心配しなくていいよ。

       それよか、裏庭に連れてった男が変なことしないように

       しっかり見張っといてくれよ」

ファデット:「ん・・・了解。じゃあ裏に回るかな。」

ファデットはレニスと裏へ向かいます。

ファデット:「うまくいってりゃいいが。ダメなら黙らすまでだ。

       おっと、剣で殺る気か?!

       殺したら意味ねぇぞ?

       手加減できそうな武器は・・・っと。」

ファデットの手には更紗のスタッフが・・

ファデット:「何だったら、コレを使っちゃえよ。折れることはねぇだろうし。」

  ファブPL :手加減は鈍器じゃないとダメですしね。

レニス  :「じゃあ、お言葉に甘えて…。

       尋問ならこちらの方が、便利でしょうしね。」

レニスはスタッフを軽く振った後に満足気に頷きます。

ファデット:「オレも魔法は考えねぇといけねぇな・・。

       ウィスプもファイア・ボルトもダメか・・」

 

 

○店の裏庭

男A   :「・・・ん?何か表が騒がしいような・・・あいつら何やってんだ・・・」

男は、ふと通りの喧騒を聞きつけて立ち上がります。

  GM  :男Aは裏庭から店の前に出て行こうとしています。

       更紗さんの演技に任せるのは限界みたいで

       このままだと男Aは店の前までやって来て

       男Bと男Cがいなくなっていることに気付いてしまいます。

       男Aを泳がす、実力で捕縛、その他、決断をお願いします。

ノワール :(しまったなー。人目の付かない裏庭に連れ込んでるから、

       ファデットさんたちと連絡とれないや。

       視線の通らないところでの合図も決めときゃよかったなぁ)

ノワールはちょっと自分の考えの浅さに反省しながら、ちらりと店の裏口を見ると、

そこから覗く、ファデットとレニスと目が合います。

ファデットは二ィィ・・っと笑います。

ノワール :(ナイスっ!さすがだなぁ…。)

ノワールは二人の先を読んだ行動に感心します。

 

一方更紗は、立ち上がりかける男に慌てて

結城更紗 :「あっ!メニュー決まりました?

       ・・・あれっ?(ポリポリ)・・・違いましたか(サワサワ)・・・。」

ポリポリ頬を掻いた後、ツインテールの髪をサワサワと触り

(確実にしとめてくださいと思いつつ)ファデットとレニスに合図を出します。

  更紗PL :この演技にあいまって、ノワールさんのアドリブ演技が加われば、時間が稼げますかね?

       稼げれば『コンフュージョン』『ララバイ(更紗も掛かりそうですが・・・)』

       できるかも知れません・・・。(^^;

ノワール :(そういえば、他の魔法をかけてって合図もきめてなかったっけ(汗)

       まぁファデットさんの判断力を信じよう。)

レニス  :「出番ですねっ。」

レニスはスタッフを握る手に力を込めます。

ファデット:「うまく聞き出せそうにないみたいだな。しばくしかねぇか・・・。」

  ファブPL :皆で囲んで締め上げるしかないかなと考えてますね。

       誰かが尋問を始めればファブも来るでしょう。

       「・・ちゃんと答えねぇとひどい目に遭うぞ?」

       とか言って後ろに立つんでしょうね。

結城更紗 :「あっ・・ううっ!・・・。」

更紗は時間を稼ぐために、苦しそうに胸を押さえて男Aの進行方向を塞ぐように膝から崩れ落ち、倒れる演技をします。

これを無視する程、男Aが非情でないこと&仲間がこの演技に引っかかり動揺しないことを祈りつつ・・・(^^;

ノワール :「大変!お客様お願いします!

       サラさんの人工呼吸か心臓マッサージかを手伝ってもらえます!?」

ノワールは微妙に男の劣情を刺激するような救命法を提案します(笑)

更紗はノワールの言葉を聞いた直後、見た目にハッキリとわかるくらい、ビクッと体が動きます。(^^

  ノワールPL :男が更紗さんを助けようとするなら、更紗さんが汚される寸前で(笑)攻撃。

       ひっかからないなら、そのまま攻撃します。

       表になんかださせません。

男A   :「おいおい!どした!?

       ・・・と、とりあえず、彼女を休ませる場所が必要だな、ウン。

       俺にアテがあるから、任せとけ」

とかいいながら、抱きかかえてお持ち帰りしようとします。

更紗の体に力が入っていくのが、目に見えてわかるようになります。(^^

  GM  :ノワールさん、出番です(笑)。

  ノワールPL :どぉれ(笑)

ファデット:「下心見え見えだ。どーせ休ませてから変なことするんだろ・・。

       お持ち帰りが出来るのは弁当だけだ。覚悟しろ!」

  ファブPL :ファブ君スネアです。精神点は15→14

  GM  :では、一応戦闘ってことでいきましょうか。

ファデット:「ノームよ。あのいやらしい男の足を払え。

男は更紗を抱きかかえる前に前につんのめります。

ノワール :「あら?大きな蚊。」

その瞬間、ノワールはつまづいた男の両側頭部を掌で強く叩きつけます。

  ノワールPL :ルール的には頭部への手加減攻撃。拳×2。

       攻撃力は6-4(頭部修正)-1(連続攻撃)=1です。

       ファデットさんのスネアが効いているなら相手の回避が-2になっているはず。

レニス  :「お持ち帰りする品物は…

       あなたの命でも構いませんでしょうか…っ?」

ノワールが動くと同時に、レニスはスタッフを大上段に構えて飛び出します。

しかし、その時にはノワールの掌手をもろにくらった男は意識を失っていました。

  レニスPL :ちなみに、お持ち帰りなどということでしたので

       レニスは表情こそ笑っていますが、額に十字路が出来てます。

  GM  :あっけなく戦闘終了

       敏捷|PC名  |生命力|精神力|1ゾロ|備考|行動

       21 |ファデット|21211415|   |  |男Aにスネア->成功

       20 |シュリンプ|14142828|   |  |追跡中

       20 |結城 更紗|19191818|   |  |

       18 |ノワール |16161414|   |  |男Aに拳×2で頭部への

                                手加減攻撃->撃墜!

       18 |ロベルタ |12122020|   |  |追跡中?

       18 |レニス  |11111414|   |  |

       18 |神崎 紫郎|21211919|   |  |接客中

       13 |男A   |鼻の下を10mに伸ばす->ばたんきゅー

男Aはノワールの手加減攻撃をマトモに喰らってしまい、

ゆっくりと更紗の手前で崩れ落ちます。

クリーンヒットしたようで、ぐったりしています。

容易に捕縛することができました。

  ファブPL :弱ぇな() レニスさんの出番も無くあっけなく終了。

       彼女には思う存分尋問で威圧してもらいましょう。

更紗はガバッと立ち上がり、ノワールを見ると言います。

結城更紗 :「ノワールさん!人工呼吸に心臓マッサージって・・・

       もっと他に無かったんですか?ひ、酷いです・・・。(うるうる)」

  更紗PL :本当にされそうで怖かったみたいです。(^^

ノワール :「ごめんなさい。…つい。

       ほらっ、この男ってこの手のことに弱そうだったから。

       更紗さんを怖がらせる気はなかったんですよ。

       寸前で止める気でしたし。…怖がらせちゃってゴメンナサイね。」

ノワールは更紗を上目づかいで見上げて、手を合わせて謝ります。

結城更紗 :「あ、いや・・・ごめんなさい。言い過ぎました・・・。

       何もなかったんで大丈夫です。(笑顔)

       …何とかうまく人目につかないところで、捕まえることができましたね。」

ノワール :「ええ、ほんとに♪」

ファデット:「いくら何でもこれは蚊と言うにゃデカすぎるだろう()

       しっかし・・大した事ねぇな。」

ファデットはそう言いながら、男の武装解除とボディーチェックをします。

男は所持金10ガメルがあったぐらいで大したものは持っていませんでした。

そして男を縛り上げました。

  ファブPL :ついでに所持金もあれば没収しましょう。

ファデット:「こいつ、尋問した後帰すか?

       それともアジトまで案内させるか?

       追跡組が押さえてればそれは無しだが。

       どっちにしてもボスはもうちっとマシなヤツを

       送りつけてくるにちげぇねぇ。」

ノワール :「うーん、この方が教えて下さる内容と、

       シュリンプさんたちの報告次第ですけど…

       アジトとか案内してもらえるならそのほうがいいかな?」

  ファブPL :ヘタすると今晩は敵襲に備えて夜番かな。

  ノワールPL :それは賛成

  更紗PL :今日中に依頼人を突き止められれば、夜襲をうけなくて済みそうですね。

結城更紗 :「一応、依頼人の居場所へ連れて行って教えてもらいませんか?

       その後は、この人も雇われの身のようですから、帰してあげたいですね。

       依頼人さえ突き止めれば送りつけられる前に止めれるかもしれません。」

  更紗PL :何気に甘い事を言ってます。(^^

ファデット:「だな。尋問次第ってことか。こいつが首謀者だってことはねぇだろうし。」

 

 

○店からどこかへ移動中

男Bと男Cは弁当を食べる場所を見つけていましたが、

そのうち魔法の効果が切れたようで、急に慌てだします。

ですが、そのうち落ち着いて弁当を食べた後、

お互いに別れを告げて別々の道へと消えていきます。

  GM  :さて、どうしましょう。男たちを追いますか?

       それとも、ここら辺でおふくろ亭に戻りますか?

  ノワールPL :ちょうど二人で追跡してることだし、手分けして後をつけてはいかがでしょう?

  シュリンPL :んじゃ、ロベルタさんだけ報告に戻ってもらって、こちらはBを引き続き追跡します。