■冒険者集まる(つーか女性多いし。女性の髪の色は図ったように黒だし)
依頼人と紫郎は参加者を待っています。
紫郎 :「にしても、振ってわいたような話だね。
当然心当たりなんてないでしょ?」
八重 :「まったくだよ。一体何だってんだか」
八重は深刻そうにため息をついています。
カウンターから足取り軽く草原妖精がやってきます。
シュリンプ:「こんにちは、僕、シュリンプ・ファウスト♪
宜しくね♪お仕事しにきたんだけど?」
紫郎 :「いらっしゃい!
ちょっと待っててくれよ。
もう少し人が集まったら説明するからさ」
シュリンプ:「わ~い♪そういやお兄さんどっかで見た事あると思ったら、
(雑談1を指し)向こうで会ったトランペットのお兄さんだったんだね♪」
紫郎 :「よう!その節は見事なジャグリングを見せてもらってありがとう。
今回は仕事でよろしく頼むよ」
シュリンプ:「うんうん、宜しくね♪
ところでお兄さん冒険者辞めて依頼の仲介業始めたの?(首かしげ)」
紫郎 :「うーん、まぁ、そんなところかなぁ」
そんなことを言ってるとカウンターから黒髪のロングヘアの女性が歩いてきます。
レニス :「すいません、仕事の話が聞けると聞いてきましたが…。
お話聞かせていただけませんか?」
と、お二人に声をかけます。
紫郎 :「ささ、どうぞ。これはこれは、
貴方のような美しい女性とお仕事が出来るかと思うと
嬉しい限りです」
レニス :「いやですよ。
三十路前の人間には、勿体無いお世辞ですよ、それは。」
レニスは、とはいえ多少嬉しそうにしながら答えます。
紫郎 :「う~ん、そんな風には見えないなぁ・・・
まだまだイケてますよ」
レニス :「うふふ。
じゃあ、もう少し若いつもりで頑張って見ましょうか。
…そんなこと言ってると、私も紫郎さんがかっこよく見えてきましたよ?」
レニスはひとしきり笑った後に、悪戯を考え付いたような顔で言葉を返しました。
シュリンプ:「あ。レニスお姉さんだ♪元気だった?♪
僕は元気だったよ♪あれから別の依頼もこなしたんだ♪
レニス :「あらら、これはお久しぶりですねぇ。
…もう依頼を一つこなした?それは精が出ますねぇ…。」
人懐っこく話しかけたシュリンプにレニスは若干のんびりとした口調で答えます。
その顔にはなじみのある同業者の顔を見てほっとした様な表情を浮かべました。
カウンターからピンク色の鎧を着たイーストエンド風の少女(?)がやってきます。
結城更紗 :「紫郎さん、こんにちは。この前はお世話になりました。
新しい仕事ですか?話を聞かせてください。」
更紗は掲示板を見ずに来たようです。(^^;
紫郎 :「更ちゃ~ん!待ってたよ~!ささ!ココに座って、ちっと待っててね。」
結城更紗 :「え?・・あ!・・はい。・・・。」
更紗は紫郎さんにされるがまま、あれよあれよと席に座ります。
紫郎 :「いやぁ~、また来てくれるなんて、嬉しいなぁ~」
カウンターよりメガネでメイド服な女性が静々とやってきます。
ロベルタ :「張り紙を見てやってきたのですが、お話を聞かせていただけますか?」
ロベルタは紫郎を見つけにっこり
ロベルタ :「あらあら、まぁまぁ、貴方はいつぞやの。」
ニッコリと微笑みながら言いますが
ビンッと音を立ててギャロットが両手の間に準備されます(何)
ロベルタ :「早速ですが覚悟は宜しいですか?」
ロベルタPL:怖いよロベルタさん
紫郎 :「やぁ!君はあの時のって、きゃー!
待て待て待て待て!まだ早いって!心の準備が・・・
じゃなかった、今回は仕事なんだから、そういう危ないものは
絞まって、じゃなくって、しまって、ね?」
GM :教育の成果が出てか、完全にビビッテますね(笑)。
ロベルタ :「あら、覚えていて頂けましたか。
では、何故私か怒ってるかも覚えていていただけてるわけですね。」
ロベルタはニッコリとしながら言います(怖)
紫郎 :「ええっと・・・ボク、わかんない・・・ああ!ウソウソ!
ウソです!あの時の出来事も手の平の感触も
全て憶えておりますです、ハイ!」
GM :ロベさんのただならぬ気配に押されて、包み隠さず話します。
こうして彼はまた一歩、死刑台の階段を一段上るわけです(笑)。
ロベルタ :「…今すぐ死んでください。」
シュリンプ:「まぁまぁ。お姉さん、お兄さん(紫郎さん)の知り合い?
喧嘩するのは構わないんだけどさ♪
ここで依頼人側の人間を殺しちゃったら報酬が無くなっちゃうよ?
だから、依頼が終わってからにしてくれない?」
シュリンプがニコニコ笑顔でサラッと言います(爆)
ロベルタ :「う・・・確かにそうですね。少々取り乱してしまったようです。
申し訳ありません。紫郎様。」
草原妖精の嗜めに素直に武器をしまうロベルタ
紫郎 :「ふ~・・・助かった・・・」
ロベルタ :「・・・・・・ですが許したわけではありませんので」
ロベルタPL:しっかりと脅しておくロベさんでした
紫郎 :「・・・と、とりあえず、仕事の間は襲っちゃやーよ?」
GM :生死の境ギリギリのギャグをかましたりしてます。
結城更紗 :「あ、あの~、紫郎さんと、何かあったんですか?」
更紗は興味があるのか、ロベルタが武器をなおした後に近付いてきて聞きます。
カウンターからお嬢様ファッションの黒髪の少女が現れます。
ノワール :「こんにちわ。よろしいかしら?
お仕事ときいたので、お話を伺いにきたのだけれど?」
紫郎 :「どぞどぞ。ちょっと座って待っててね。
もうすぐ話を始めるからさ」
そして最後にカウンターから変わった色の髪をしたエルフが歩いてきます。
ファデット:「オレ、ファデット。ファブって呼んでくれ?コックの技能はねぇけど、
食い物には結構うるさいんだ。今回の話にはキョウミあるぞ。
間に合うなら話聞かせてくれな?」
紫郎 :「セーフ! お!マイフライパン持参かい!やる気だね!
空いてるトコに座ってくれ。
すぐ話を始めるからさ」
ファデット:「おうっ(頷)これもこれ(中華なべ)も戦闘仕様だけどな。やる気はあるぜ(笑)」
紫郎 :「じゃあ、是非戦闘以外の使い道でも活躍させてやってくれ」
ファデット:「本来の使い方ってやつだな。共用すべきかどうかは後で考える。
人によっては『血のついた器具で作った料理は・・』
っていうのがいるからな。」
紫郎 :「徹底的に洗浄すれば大丈夫だと思うけど?
とりあえず、まかないとかで使ってみれば?」
ファデット:「そうだな。なんかまかない料理をさっと作れる奴ってカッコイイな。」
結城更紗 :「それって、フライパンですよね。・・・クスクス・・・。」
横で聞いていた更紗はキョトンとして言った後、何を思い浮かべたのか口を押さえて笑います。
結城更紗 :「ご、ごめんなさいクスクス・・・。
そのヘコミ、頭を叩いた跡かなと思ってクスクス・・・。」
どうやら戦いの時に、敵がフライパンで頭を叩かれ、気持ち良い音が響いている
コミカルな状況を想像して笑っているようです。(^^
ファデット:「あ、こんな所に凹みがあったか(苦笑) 一度戦闘に使ったからな。
こいつはオルワインさんから譲ってもらったんだ。
それを銀でコーティングした。
フライパン本体よりコーティング代のほうが高くついた。
銀だから熱伝導は最高だぜ(笑)」
ファデットはおどけてみせます。
結城更紗 :「お肉やお野菜の炒め物が美味しくできそうですね。
あっ、でも、血がベットリついていたフライパンで料理するのは
ちょっと遠慮したいです・・・。」
更紗は苦笑して言います。
ファデット:「友達と同じこと言ってる(笑)・・・しかしなるほどな。炒め物か・・」
更紗が料理できそうな人に見えたのか、ファデットは素直に聞きます。
■挨拶と自己紹介(社会人の基本です♪)
ノワール :「そうそう。まずは自己紹介をしなくてはいけませんね♪
わたし、ノワールって言います。
まだまだ冒険者になって駆け出しなのですけれど
よろしくお願いしますねw
一応、野伏の心得もございますし、
こう見えても多少の武術の心得がありますのよ。」
ノワールはスカートの裾をつまんで、ちょこんとお辞儀をします。
ファデット:「そうか。見かけによらないものだな。前に出るほうが得意なんだな?」
ノワール :「ええ。人様に誇れるほどの腕前ではございませんけれど。」
ファデット:「冒険者としての技量がありなら問題ねぇ。」
シュリンプ:「お姉さんは随分と綺麗なお服を着てるんだね♪依頼中動きづらくない?」
ノワール :「ふふっ、そうでもないですわ♪
けっこうゆったりしていますから束縛しないですし、
それに身体の動きを隠せるんで助かりますのよ♪」
シュリンプ:「ふーん、そうなんだぁ~♪」
結城更紗 :「・・・ノワールさんは・・・冒険者・・なんでしょうか?」
更紗はノワールさんの服やバスケットに目が行き、少し首を傾げると無意識に呟きます。
御嬢様が、買い物ついでに青山羊亭に立ち寄ったようにしか見えないからです。
結城更紗 :「あっ!ご、ごめんなさい・・・。失礼なことを言ってしまいました・・・。」
更紗は、心の呟きを声を出して話していることに気付くと、頭を垂れて、すまなさそうに謝ります。
更紗PL :ノワールさんは色んなレアアイテム(?)をお持ちなので、
更紗にこんな発言をさせてみました。(^^
ノワール :「あら?失礼だなんてとんでもない!お気になさらずともけっこうですわ。」
ノワールはにっこり微笑みます。
ノワール :「わたしなんて、ほんの駆け出しですもの。
冒険者としての風格なんてまだまだ。そう思われて当然ですわw」
結城更紗 :「そう言ってもらえると、助かります・・・。お優しいんですね。」
更紗はノワールさんを見ると微笑んで言います。
ノワール :「お優しいだなんて…。ホントはわたしぜんっぜん優しくありませんわ。
だって、本当に優しい人を知っていますもの」
ノワールは誰かを思い出すように言葉を紡ぎます。
ノワール :「たとえ、敵意を抱いて危害を加えようとした相手でも、
決着がついたのなら、相手を許し、相手の苦痛を思いやる。
そんな方を知っていますもの。あの方に比べたらわたしなんて…。
…でも優しいって言って下さってありがとうございます♪」
結城更紗 :「その人が・・・好きなんですね。」
更紗は微笑みながら唐突に口走ってます。(^^
ノワール :「そんな…好きだなんて(///)
ただのお友達ですわ。
わたしみたいな田舎娘に好かれるなんて、きっと迷惑ですもの。
…とても大事なお友達ですの。」
ノワールPL :否定する理由が、自分にその気がないではなくて
相手が迷惑と言っているあたりで、もはや明白。
ノワール :「…なんて、わたしのことばかり喋ってもしょうがないですわね。
ええっと?…」
ノワールは更紗を見つめて小首を傾げます。まだ名前も聞いていないことに気付きました。
結城更紗 :「こんにちは、結城更紗です。魔法使いをしています。
魔術師ギルドの図書館で本ばかり読んでいたので
戦うのは苦手なのですが、推理とお料理はちょっとだけ得意なので、
お力になれれば良いなと思っています。宜しくお願いします。」
更紗は微笑みながら御辞儀します。
ノワール :「推理がお得意なんですの!?
まぁ!それじゃ、最後に全員を集めて『犯人はこの中にいる!』とかって
言っちゃったり出来るのですね!」
結城更紗 :「はい。今の所は8回に2回くらい当たってます・・・。
1度適当に『犯人はあなたですねっ!』って言ったら
『な、何故わかった!?』って驚かれ、
後から証拠を探して解決できた件も数に入れていますけど・・・。」
更紗は楽しそうに話しています。
更紗PL :しかし、この結果が得意に入るかどうか・・・(^^;
シュリンプ:「お姉さん、綺麗な色(ピンク)の鎧を着てるんだね♪」
結城更紗 :「ええ。叔父様が『あなたは、ピンクが似合いそうだ・・・』って
買ってくださったんです。新品なのに、もう傷がついてしまいました・・・。」
更紗は胸あての部分の傷跡を撫でながら言います。
鎧のあちこちに爪で引っ掻いたような跡が見えます。
シュリンプ:「まぁ、鎧は実用品だからねぇ~♪しょうがないよ?お姉さんが無事だったら、
きっと鎧君も本望だと思うよ♪」
結城更紗 :「・・・そうですね。叔父様も私のことを思って
買ってくださったんですものね・・・。」
胸元にある鎧の傷を触りながら目を閉じると、微笑んで言います。
ロベルタ :「初めまして。私はロベルタと申します。
元々はさるお屋敷で働いていたのですが色々ありましてここに居ります。
料理やお店の掃除など出来ますし、力仕事も得意ですので
今回はお役に立てる機会も多いかと思います。
…あと、このような格好をしておりますが、多少は腕に覚えもあります。」
ロベルタPL:メイド服なメイドさんが挨拶しますね。
ですが鞄からはブロードソードとサーベルの柄がはみ出てたりします。
ノワール :(いろいろってどんなことだろう?)
ノワールの頭の中で空想が大きく広がります。
孤児の少女。少女は大きな屋敷に拾われることになる。
屋敷の一人娘との友情。つかの間の安らぎ。
しかし少女はあるとき気付いてしまう。この屋敷に潜む闇を。
屋敷に出入りする謎の男達。開かずの部屋に出入りする謎の人影。
遺産をめぐる親族間の陰謀。そして禁じられた関係。
やがて、屋敷の一人娘が誘拐され、少女は剣を取った。
だが、現実はあまりに残酷だった。
死闘の後、一人娘を助け出した少女を待っていたものは、屋敷の者達の恐れに満ちた視線。
そして少女は、一人旅立つ…。
ノワール :「…大変でしたのね!」
ノワールはロベルタの手をとって涙ぐみます。
ロベルタ :「????」
そんなノワールの妄想など知る由もないロベルタは、
ノワールの反応にたじろぎます。
ファデット:「お? けちなお屋敷だったから辞めたってやつだな?
冒険者稼業のほうが安定はせんが稼げるもんな。」
シュリンプ:「こんにちは、はじめまして♪
僕、シュリンプ・ファウスト♪宜しくね♪」
ノワール :「シュリンプさまですのね。今回はよろしくお願いしますわ♪」
シュリンプ:「うんうん、宜しくね♪ノワールお姉さん♪」
ファデット:「ファデットだ。ファブって呼んでくれ。(メンバーを見渡して)
どうやら男性陣は非力な面子になってしまったようだな(笑)
精霊との会話と魔法なら任せろ。あとは期待するなよ?」
ノワール :「それだけ出来れば十分ですわ。
できたらフライパン殺法も見せて欲しいところですけどw
よろしくお願いしますね♪」
ファデット:「魔法切れなら間違いなく見られるな。
あとは魔法ほどの敵じゃねぇ場合とかな。」
■お仕事のお話♪(+質疑応答etc~)
みなさんが席につくと、糸目の男が立ち上がります。
紫郎 :「今回はお集まりいただきありがとうさん。
俺は今回の仕事で依頼人をサポートさせてもらう
神崎 紫郎ってもんだ。よろしく。
で、こちらが今回の依頼人。道場 八重さん。
ザインの北にある湾岸地区とイーストエンド人集落の境目くらいにある
弁当屋「おふくろ亭」の店長さんで、
巷じゃおっかさんとかおばちゃんとか言われてるんだ。
詳細は彼女から聞いてくれ」
ファデット:「そうか。弁当屋なんだ。じゃあオレもおっかさんって呼ぶかな。」
ノワールPL :300過ぎた男におっかさんって呼ばれたくないな。
紫郎 :「俺はおばちゃんって呼んでるけどね。
巷ではおっかさんの方が多いんだよなぁ・・・」
八重 :「(ごほんごほんっ)そろそろ私が話してもいいかね?」
八重はじと目で紫郎とファデットを見た後、みんなを見渡して、
八重 :「私が道場 八重ってもんだ。よろしくね。
今回はちょいと厄介ごとを頼みたくて集まってもらったんだ。
というのも、最近ウチの店にタチの悪い嫌がらせをするヤツが
出てきたんだ。
今までそんなことは一度もなかったし、
他人にケチをつけられるような商売はしてきていないつもりだよ。
なのに、日に日に嫌がらせがエスカレートして
ついに従業員に暇を出さなきゃならなくなっちまった。
従業員を危険な目には遭わせられないからね。
そこでみんなに手伝ってもらって
嫌がらせの原因を突き止めてもらいたいんだ。
宿屋をやってたから、住込みでも大丈夫だし、
3食は保証するよ。加えて報酬に200ガメルだ。これでどうだい?」
GM :今回のシナリオは、一般技能取得ミッションです。
ずばり!報酬は金額+コック技能です。
俺(私)はコック技能だけはとりたくない!
という方は残念ながら、ご辞退いただきたく(笑)。
シュリンプ:「そっかぁ♪それは困るよねぇ~♪」
ロベルタ :「嫌がらせですか・・・そんな気は無かったり事故だったりしても
人に不快な思いをさせてしまうこともありますしね・・・。」
ロベルタはそう言って、意味ありげに紫郎に視線を向けます。
その目はまだ、怒りを湛えていました。
でも紫郎はそんなこと気にもせずに、にっこり笑って手を振ってます。
GM :ちなみにロベルタさんの隣は八重さん、その隣が紫郎だったりするかもしれません(笑)。
ファデット:「ふうん。なるほどな。あの辺りだったら立地条件はいいだろ?
ちなみに店の周りはどうなんだ?
他の店舗が引越しとかしてねぇだろうな?」
八重 :「引っ越してきた店もないし、引っ越した店もないんだよ。
競合している店もあるにはあるんだけど、
まだお客さんが根気よく来てくれてるから
売上の方は激減ってわけでもないんだけどね。
もちろん、競合している店ともいざこざはないんだよ」
八重は困ったように答えます。
ファデット:「仲介業者から土地売買の話とか来なかったか?」
八重 :「そっち系の話もないね。だから地上げされるような理由がないのさ。
まったく。何が目的で嫌がらせをするんだか」
ファデット:「同業者と地上げ屋の可能性は無いか。」
結城更紗 :「・・・質問していいですか?
依頼内容って嫌がらせの原因を突き止めるだけで良いのでしょうか?」
紫郎 :「出来れば解決までお願いしたいけど、
官憲に任せた方がいい場合もあるからね。
とりあえずは原因究明と解決を目標にしてほしいな」
結城更紗 :「はい。では、できる限り解決できるように頑張ります。」
更紗は微笑みながら言います。
レニス :「一つ質問があるのですが…。
嫌がらせの原因を突き止めるのに200ガメルでしたよね。
もし、嫌がらせの原因を取り除いてしまった場合もありますし。
それに、そこまで行かなくとも、
突き止める段階で不幸にも戦いになってしまった場合
依頼料の増額というのはあります?」
八重 :「もちろんさ。厄介ごとをお願いする以上、危険手当は別途用意してるよ。
ただ、こっちも素人だからね。
戦いにせよ何にせよ、危険かどうかの判断は
紫郎の判断を基準にさせてもらうよ」
更紗PL :なるほど、仕事が増えるぶん沢山貰えるかも知れませんね。気が付きませんでした。(^^;>
レニス :「何かあったら交渉しだい…、ってことですね。」
ロベルタ :「えっと、今回の仕事に期限などはございますか?」
八重 :「原因がわかれば、だね。
っていっても、原因が一つとは限らないから、
何かわかり次第、改善策を打ってみて、
それから1週間くらい様子を見て事態が収まったと感じたら、
それで終わりにしたいと思ってる。
大体1ヶ月くらいでやってくれればいいよ」
シュリンプ:「所で嫌がらせってどんな事されたの??」
八重 :「店の前で突っ立って客が注文できないようにしたり、
わざと列に横入りした挙句、騒ぎを大きくしたり、
店が開けないように木戸を壊したりと、やりたい放題さ。
こっちは女手ばっかりなんで力ずくってわけにもいかないんだよね。
常連に腕っ節の強いのがいるから、
今ントコは大それた被害ってのはないんだけどさ」
シュリンプ:シュリンプ:「そっかぁ♪それは困るよねぇ~♪」
ノワール :「あら?いやがらせをする方って、お姿を現してますのね?
てっきりトゥーシューズに画鋲を入れたりするのかと思いましたわ。
でしたら、その方にどうしていやがらせをするのか
お話を伺ってみてはいかがかしら?」
八重 :「何せ、相手は男だ。怪我でもしたら大変だし、
中々強くは出れないんだよ」
ノワール :「なんでしたら、わたしがお話をうかがってみましょうか?」
八重 :「大丈夫かい?怪我だけはしないでおくれよ?」
ノワールは一瞬きょとんとした後、くすくす笑って
ノワール :「お優しいんですのね。危険なことだからわたし達を雇ったのでしょうに。
安心して下さいまし。私のオトモダチのエトさんもおっしゃってました。
『本当に話して判らない人間なんていない』って。
それに姉も
『武術は時に、話しても判らないやつに判らせる手段として有効だ』
って言ってましたからw
私は武術も多少心得がありますから、きっと判り合えますわ♪」
結城更紗 :「嫌がらせをしてくる人は決まっているのでしょうか?
それとも毎回違う人が嫌がらせをしてくるのでしょうか?」
八重 :「決まってないけど、男が多いね」
結城更紗 :「嫌がらせが始まる以前に、何か普段と違った出来事はありませんでしたか?」
八重 :「特に気になるような出来事はなかったね。
大きな身の回りの変化もなかったし」
結城更紗 :「あ、え~っと・・・原因に繋がる情報はありませんね・・・。
直接嫌がらせをしている人に聞いたほうが良いかな・・・。」
更紗は苦笑して言います。
■依頼受諾?Yes or No?(お料理できる?)
ロベルタ :「分かりました、お力になります。
きっとまた向こうから動きがあるでしょうし、何か分かるはずです。」
レニス :「私も引き受けますわ」
八重 :「頼んだよ。何分、そういった交渉っていうか、
やりとりは得意じゃないからさ」
ファデット:「3食付住み込みで200。…悪くねぇ。
前の仕事は報酬は良かったが、何せ移動中は保存食だったからな。
マトモなものが食えて寝るところが完備だろ?
それに弁当屋に嫌がらせして閉店に追い込もうなんて
食通のオレのプライドが許さん。
絶対何とかするから安心しろな。」
ファデットはそう言ってからはたと気付きます。
ファデット:「ってことは。オレらが弁当作りをやるってことなんだな?
売れるものを作らないといけないんだよな。」
ファブPL :この辺はちょっと自信なさ気です。
ノワール :「あら、どうしましょう!
わたしも、お父様から習った野伏料理ぐらいしかできませんわ!」
ノワールPL :レンジャーが野外で獣を調理する方法。
『とりあえずぶつ切り』『とりあえず煮込め』『とりあえず塩』とか
かなり大雑把過ぎて、店向きでも、一般家庭向きでもない料理。
これが出来ても、『料理の出来る家庭的な女の子』にはなれない。残念!
紫郎 :「大丈夫。技量にあった作業を割り振るから心配しなくていいよ。
いきなり重要なトコは任せないから、
徐々に憶えていけばいいよ。3週間もすれば、家庭料理も大丈夫になるさ」
ウインクして答えます。
八重 :「期待してるよ。だから、料理の腕の方は任せなよ
しっかり教えてやるからさ」
ファデット:「そうか。それなら安心だ。スパルタでも何でも徹底的に頼むぜ。」
ノワール :「そうですか…3週間で家庭料理も大丈夫ですか…」
ノワールの脳裏にチョコ作り程度で苦労した最近の出来事や、
家庭料理を披露してエトさんに喜ばれる光景が描かれました。
ノワール :「わたし!頑張りますわ!」
ノワールPL :何を頑張る気だろう(笑)1.護衛の仕事、2.料理?(←答え:2.料理)
八重 :「衛生管理だけはしっかりさせてもらうよ。
技術に関しては最低限のことを教えるから、後はみんなで教えあうといい」
ファデット:「おっし。わかった。分らんことがあったら周りに聞きまくる。」
シュリンプ:「は~い、僕も引き受けるよ♪
でも、僕もお料理した事無いから、
お弁当作れないかも♪お店の前でコレ(ボールを5つ取り出す)で
客寄せしながら用心棒してあげよっか?♪」
シュリンプは了承を得る前に勝手にジャグリングを始めます。
シュリンPL :(お手玉5つを使って物凄く器用にお手玉をしている所を御想像下さい)
ジャグリングクラブは、クラブ扱い。傘はショートスピア扱い、
南京玉すだれはウィップ扱いなので、用心棒には最適かと(笑)
ノワール :「すごいっ!シュリンプさんって芸達者ですのねっ!」
八重 :「ほう!そんなことできるのかい!
じゃあ、店を開けたときはお願いしようかねぇ」
おばちゃん、結構乗り気です。
GM :調理は開店前に済ませなければいけないので、
店を開けてから客の呼び込みしても技能は上がりますのでご心配なく。
シュリンプ:「うんうん、任せて♪これでも50年近くやってるからね♪」
ノワール :「あら?そんなにお年でしたの?
シュリンプおじさまってお呼びしたほうがよろしいかしら?」
シュリンプ:「えぇ~、それはちょっとやだなぁ♪
おじさまって呼ばれたら年がばれちゃうじゃん♪
だから今までどおり普通に呼んで貰いたいなぁ♪」
ファデット:「俺なんか324だぞ。200くらい歳の離れた弟だっているし、
孫娘もいたりする。」
結城更紗 :「ええっ!?に、200歳も?・・・もしかして純粋なエルフなんですか?」
更紗は驚きます。ハーフエルフだと思っていたようです。
ファデット:「おうっ(笑) 見えなかったか? オレは300歳オーバーのエルフだ。
ただ、時々24歳って言ってる。百の位は省略ってやつだな。」
結城更紗 :「ナンパする時ですか?クスクス・・・。」
シュリンプ:「ふ~ん、じゃあ今度から『お爺ちゃん』って呼ぶ事にするね♪
宜しくね、お爺ちゃん♪」
無邪気そうな笑顔でシュリンプはそう言うと、更紗を見上げて尋ねました。
シュリンプ:「んで、お姉ちゃんも受けるんだ?」
結城更紗 :「あら、ごめんなさい(汗)私も引き受けさせてください。
私、少しならお料理もできますから、簡単な料理はまかせてください。」
更紗は微笑んで言います。
ロベルタ :「私も多少なら腕に覚えがあります。きっとお力になれると思いますよ」
ロベルタPL:一応、お屋敷では料理もしていたということで(メイド技能所持)
八重 :「そうかい!経験者がいると助かるよ!」
■男達の挽歌?(裏社会の懲りない面々)
ファデット:「しかし白昼堂々と嫌がらせか(苦笑) どっちにしたって下っ端っぽいな。
ギルドで身元調査をするのはとっ捕まえた後のほうがいいか?」
ノワール :(そういえば、こんなシチュエーションって『狼達の挽歌』であったような…。
たしか、ジョニー・ウーは友達のおじ様のお店が嫌がらせを受けたとき
まずはギルドにお話を通しにいったんですわね。
嫌がらせに関ってる方々がギルドに属していないかと、
彼らを締め上げてもギルドが気にしないっていう約束事を得るために。
えっとジョニー・ウーは確か…)
ノワールはしばらく記憶を辿った後、言いました。
ノワール :「最初にギルドに一応お尋ねになったほうがよいかもしれません。
たしか、ジョニーもそうしていましたもの。」
ファデット:「そうか。じゃあ下調べしてみるかな。ところでジョ二ーって誰だ?!」
ノワール :「もちろん、あの有名なB級サーガ『狼達の挽歌』シリーズの主人公、
“ギャングスター”、“横っ飛び二挺拳銃”のジョニー・ウーですわw」
ファデット:「そういうジャンルが好きなのか(笑) 面白いコだな。」
ファデットは微笑むと、紫郎のほうに顔を向けて尋ねます。
ファデット:「…ところで、嫌がらせ連中について、ギルドで情報は仕入れていないよな?」
紫郎 :「ああ。中途半端に調査途中なところでみんなに任せると、
引継ぎが厄介になるからな。
そっち方面(=ギルドへの調査とかいやがらせの捕縛等の荒事)の
対策はまったくしていない、と思ってくれて構わないよ」
ファデット:「じゃあ、仕事前にちょっくらオレとシュリンプで
下調べしてくることにしよう。
それだけの時間はあるよな?」
ファデットはシュリンプを がしっと掴みます。
ファデット:「・・・というわけで、ギルドに付き合ってもらうぞ?
他の人はどうかしらんが、貴方が技能を持って無ぇとは言わせねぇ(笑)」
ファブPL :問答無用で連れて行く気です(笑)
(シーフ1+知力3+出目8=12)
シュリンプ:「えぇ~、しょうがないなぁ♪と言うか、一般人の依頼人がいる前で、
公然とギルドの話をするのもどうかと思うけどなぁ♪」
ファデット:「一般人じゃあるまいし(笑)冒険者なんだから問題ないだろ(笑)」
シュリンプ:「でも、お弁当屋さんのおばちゃんは一般人だと思うよ♪
まぁ、別に良いけどね♪
所で、ここは3つもギルドがあるんだよ?
お兄さんと僕が同じ所とは限らないよ?♪」
シュリンプはファデットにだけ見えるように「ワッキー・ワグ」のサインを見せます。
シュリンPL :上記の通り、ザインには3つのギルドがあります。
シュリンプは『ワッキー・ワグ』に所属してますが、
最低でも『ファデットさんが何処のギルドに所属しているか』を、
書かないとGM様も処理に困るのではないかなぁと思ってみたり(汗
GM :シーフな方
お店で働き始める前にギルドで調べたいという方は
・ギルドに所属していれば、所属するギルドの名前
・フリーの方はどのギルドに行ったか
を明記の上、ダイスロールをお願いします。
尚、紫郎はワッキーワグ所属ですが、
みなさんのやりたいようにやってもらうために敢えてギルドへは行っていません。
当然、フリーの方が情報収集において有料の可能性が高くなります。
ファデット:「・・・・そっちか。 オレと違ったなぁ。オレの場合は仕方ねぇんだ。
孫息子がマーファ神官だし、こっちのギルドとは一番縁があるのでな。」
ファブPL :やっぱギャグ二ーになりますねぃ
一番マーファ信仰と縁が深いところにしました。
まあ、孫息子のユークが神官ですしね。
ハイ、サーヴィアと同じギャグ二ー一家です。
シュリンPL :質問したいのは
〇弁当屋や八重さんについて
(実は嫌がらせの目的は八重さんかも?)
嫌がらせ連中に関しては、捕まえてから吐かせた方が良さそうな気がします。
いざとなったら、松明でファイアージャグリング。当然ニコニコ笑顔で(爆
(シーフ2+知力2+出目7=11)
ノワールPL :ところで、この世界の3つのギルドの関係と一般市民との関係ってどんなんだろうか?
禁酒法時代のアメリカをイメージとすると、
3つのギルドはそれぞれ、シマ(縄張り)を持っていて、
そこで経営する酒場、賭博場、娼館などの経営や、
シマの中にある一般の店からのミカジメ料などが主な収入源
ってことなんだろうけど、この世界もそれでいいのかなぁ?
もし、上記のようなかんじなら、まず
八重さんの店はどこの組織の縄張りか?
八重さんの店はミカジメ料を支払っているか?(払ってないだろうけど)
ということを、確認する必要があると思います。
次に、ワッキーワグとギャグニーに、
この店の嫌がらせに関して、関与していないか?
確認する必要があります。両者のどちらかが関与していたとしたら、
同じギルド員同士の争いを避けるため、教えてくれるはず。
自由の翼だとしても、他勢力の動きには注意を払っているはずだから、
関与してるならわかるはず。
まぁ多分、ギルドは関与していないと思うんだけど、
あえて確認して
『うちと無関係だから、そんなチンピラ煮るなり焼くなり好きにしていいぞ』
というお言葉が欲しいだけ。
ついでに嫌がらせに関与してるごろつき連中の情報がもらえたら万々歳と思っています。
GM :背景設定によると、
・ザインには3つの盗賊ギルドが存在し、それぞれに縄張りを持っています
(逆に言えば縄張りの外へは支配力を持ちません)
・盗賊ギルドは縄張り内の富豪たちから「保護料」を受け取っています
(「保護料」を収めている者を相手に「仕事」をする事は固く禁じられている)
・盗賊たちはしばしば他のギルドの縄張りに出かけていって「仕事」をする
・外で仕事をしても、無事にその縄張りを脱出することができれば
それ以上追われることはありません
・ある富豪が複数の盗賊ギルドに「保護料」を払うことはできません
だそうです。
下っ端が外で何をしていようと、知ったことじゃない、という感じなんでしょうかね。
GM :今のところ、ギルドに言って情報収集をされたのは以下の方です。
・シュリンプさんがワッキー・ワグへ
・ファデットさんがギャグ二ー一家へ
○ワッキー・ワグで情報収集(シュリンプさん)
以下の内容の話を無料で聞くことが出来ます。
・おふくろ亭はワッキー・ワグのテリトリー
・少なくとも、弁当屋に関する嫌がらせはワッキー・ワグの仕業ではない
・もし、『仕事』をするような輩がいた場合は生け捕りにすれば報奨金が出る
○ギャグ二ー一家で情報収集(ファデットさん)
・少なくとも、弁当屋に関する嫌がらせにギャグニー一家は関与していない
・おふくろ亭のある通りには、儲かっている店が多いらしい
・他ギルドのテリトリーでの仕事には一切関知しないので、うまくやること
ファデット:「オレのギルドのテリトリーじゃねぇんだけど、そっち系の仕業でもねぇんだ。
この辺の店は儲かってるって話だけど・・。
それくらいしかわからんかった。」
更紗PL :更紗は叔父様(育ての親)の知り合いの紹介で『ワッキー・ワグ』に所属しています。
レスが遅すぎたのですが、『ワッキー・ワグ』で調査できますか?(汗
一応できた時のためにロールしておきます・・・。
(シーフ1+知力3+出目10=14)
GM :シュリンプさんの情報に加えて、
以下の情報を手に入れることが出来ます。
・おふくろ亭のある通りは金目のものを扱った店が多い
・どこかの店が、1ヶ月ほど前に高価なものを仕入れたらしい