ざっくり言えば、モンスターレベルが高ければ高いほど、経験値と報酬が多くなります。
(1)戦いたいモンスターを2体『 プレイヤーが 』決める
「異なる種類」かつ「異なるモンスターレベル」の、討伐対象となるモンスターを2体決めます。 ただし、弱すぎるモンスターは選択できません。
●モンスター=「参加者の平均冒険者レベル−2」以上 例)冒険者4LV、3LVが1人ずつのパーティは平均3.5LV。 この場合、2LVのゴブリンや3LVのホブゴブリンは選択できますが、 1LVのコボルトはできません。
従来のルールブックだけでなく、当サイトにあるモンスターから指定してもかまいません。 選択したモンスターレベルが経験点ルールの最大障害レベルに直結しますし、報酬にも直結します。
●経験点=「討伐できたモンスターの最大レベル×300点」(累積せず) 例)2LVのゴブリン、3LVのホブゴブリンを倒せたら、 3LV×300点=900点(PC、PLそれぞれに)
●報酬=「討伐できたモンスターのレベルの合計×同左×50ガメル」(累積あり) 例)2LVのゴブリン、3LVのホブゴブリンを倒せたら、 (2+3)LV×(2+3)LV×50ガメル=1250ガメル
(1ゾロの経験点やモンスターを倒したことによる経験点ルールは使用しません)
指定するモンスターは、本来の「妖魔の荒れ野」に有り得なくてもかまいません。 もしそれが「サメ」だとしたら、空中を泳ぐ「陸サメ」みたいな扱いで解決します。 (当然キャラクター側に水中ペナルティーも窒息もありません)
※ご存じのとおり、ソードワールドRPGのモンスターは、 レベルは同じでも種類で強さにムラがあります。 安全重視でいくなら、特殊能力をもたないモンスターを選択するのが無難でしょう。 逆に、面白さ重視でめったに出会えないやつとのマッチングアプリにするもよしです。
(2)戦闘開始前のルール
・モンスターの出現頻度がなんであれ、現れるのは1体ずつ。連戦にはなりません。
・互いが5mの間合いで相対します。
・不意打ちはありません。
・エンチャントしておくなどの事前準備は基本できませんが、 ラックのようなデフォルトで効果時間が長い魔法等はOKです。
・事前に落とし穴等の罠を仕掛けておびき寄せる、ということはできません。
・精霊魔法に必要な精霊は都合良く存在しますが、「火」だけは自前で準備が必要です。
・環境条件的なペナルティーはナシとします。 雰囲気として灼熱の砂漠を描写したとしても、足場の悪さや熱といった 具体的なペナルティーはありません。 しかし、戦闘が始まってから闇魔法を用いた等の場合は区別され、普通にペナルティーが生じます。
・戦闘場所は基本的に無限に広いし、隠れる場所もないものとみまします。
(3)戦闘中のルール
・最長18ラウンドまで戦い、それまでに倒せなければ討伐失敗です。 内容を吟味した判定勝ち、というものはありません。
・基本的にモンスター側が時間切れを謀って逃げることはありませんが、 魔法などで逃亡を強要された場合はこの限りではありません。
・スリープ・クラウドによる睡眠、コンヒュージョン程度の 一時的な状態異常では勝利とみなされません。
・キャラクター側が逃亡を謀る場合、移動距離の都合で計算上はモンスター側の 攻撃を受ける見込みがある限りは制限時間いっぱいまで戦闘は続きます。
< 時間短縮策として > ゴブリンのようなこれといった特技も無く単純に殴り合う的な戦闘が見込まれる場合は、 手っ取り早く2〜3ターン分をまとめて宣言し、その分のダイスふりを行ってかまいません。 (モンスター側はサイコロをふらず、固定値(出目7)で戦います)
ただ、例えば1ターン目で足狙い、2ターン目で転倒を見込んで頭狙いを宣言したとします。 この場合、1ターン目の判定で見込みどおりに転倒しなかったとしても、 頭狙いは実行しなければなりません。
(4)戦闘終了後のルール
・いち戦闘が終わったら、死亡以外は全回復します。
・援護魔法などはリセットされます。
・死亡した場合、蘇生魔法を受けられますが、通常ルールどおりNPCへの依頼という形で 高額な費用(8100ガメル)を支払わなければなりません。
(5)その他
・GMが各ターンの結果処理をする際、ダイスをふり足らないケースがあれば、 GMが不足分を代行します。
・複数人参加を想定していますが、ソロ挑戦したい推しキャラがいましたらご相談ください。
・想定外な事象についてはその都度相談します。
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